赤城大沼、榛名湖のワカサギ解禁のニュース。
7月~8月の検査で、放射性セシウムは国の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回った。赤城大沼で47~63ベクレル、榛名で20~62ベクレル。
何紙か目を通しましたが、記事は明るいニュース扱いです。
しかし、どの新聞も現在の国の規制値基準(1キロ当100ベクレル)は明記してはいるものの、肝心の震災前の数値(お魚は0.24ベクレル)には触れていません・・。原発震災で基準をいとも簡単に変え、4年以上経つのに元の規制値には戻せない厳しい現実がつづいているのです。
この国は、食品のベクレル表示はできていません。チェルノブイリ原発事故後、市場の食品にベクレル表示を行ったベラルーシ、ウクライナのレベルにまで達していないということです。残念ながら。
ワカサギさんもきっとわーけがわからないままでしょうね。
チェルノブイリ事故後17年間の日本全体の小児甲状腺癌は100万人中0~3人/年だったのに福島原発事故の影響ではないと言って、帰還を促している政府?!!
http://www.sting-wl.com/fukushima-children6.html
責任ある政府ならば「帰還」でなく「移住」の促進を図らなければならないところです。
本来なら「放射線管理区域」に指定しなければならない地域に戻れというのはまとも思考とは思えません。
それがなんと政府の言葉だというのですから・・