きょうのオールディーズの1曲は『カウント ダウン』。演奏は「子供ばんど」。バンド名は「子供」でもみんな大人たち。この曲はボーカルの「うじきつよし」の作詞作曲。気がつくと私のCD収納棚には「子供ばんど」のアルバムが5枚もありました。その中で一番好きなのがこの曲『カウント ダウン』です。
1988年頃と言いますと職場が合併の直後で、「転勤のない会社」と思っていた夢が醒され迫りくるリストラの序曲が鳴り始めた時期でした。部署の統廃合、人の動きが次第に活発になりだし職場では誰もが落ち着かない気分でした。
そんな時、中学生だった娘が持っていたミュージックビデオの中に入っていたのが『カウント ダウン』、この曲でした。そのビデオの映像では、ファンが会場で子供ばんどに合わせて、応援団員か労働組合員がもつような大きな旗を揺らしていたのが印象に残っています。
なんといっても歌詞が気に入りました。
いつでも筋書き通りにうまく行くわけじゃない・・
・・・
誰かがいつか教えてくれた諦めることも
ひとつの力、ひとつの勇気だと
カウントダウン 最後のその時まで
カウントダウン 俺たちをみつめてくれ♪
この曲は、自分の部署の人たち全員に激励の意味を込めてテープにして渡しました。当時の職場のみなさんたち、覚えていらっしゃいますか?(笑)
私の葬式の「鎮魂歌」はこの曲でたのむよ、とそのころは家族にも言っていましたが、最近はこれでは激し過ぎて成仏できないような気がしてきて曲を変更しようと思っているところです(笑)
平和憲法改悪は「もったいない」
余談ですが、うじきつよしは日本の憲法について自身のツイッターで良いことをつぶやいています。「自衛隊をほぼ100%諸外国なみに名実ともに『軍隊』としてしまうのはもったいないとは思わないかい?」。これは日本国憲法の9条改定を「もったいない」と表現しているように感じます。藤原紀香の「秘密保護法」についての勇気ある発言、そしてうじきつよしのこのつぶやき、有名タレントが自分の言葉で感じるところを発することは好感度がさらに増します。
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