題名に引かれて手に取りました。
『どんな病気でも後悔しない死に方』(大津秀一著 角川新書)
死に方の4パターン
(1)状態が良い時期が続いて最後の1~2カ月で急速に悪化(がん)
(2)悪くなることを繰り返し最後は、機能不全(心、肺)
(3)ゆるやかに状態悪化を来たす(脳、認知、老衰)
(4)突然死を来たす(心筋、不整脈、くも膜下)
(1)状態が良い時期が続いて最後の1~2カ月で急速に悪化(がん)
(2)悪くなることを繰り返し最後は、機能不全(心、肺)
(3)ゆるやかに状態悪化を来たす(脳、認知、老衰)
(4)突然死を来たす(心筋、不整脈、くも膜下)
「死に方」と題していますがいわゆるノウハウ本ではなく、後悔しない最期を迎えるための“知識本”でした。
患者本人と家族の思いのズレは興味深い。
本人:「生きたいけれど無理ならば苦しまないで長引かず死にたい」
家族:「大切な人ができるだけ長く生きてほしい」
本人:「生きたいけれど無理ならば苦しまないで長引かず死にたい」
家族:「大切な人ができるだけ長く生きてほしい」
終末期になると患者本人は生きたい願望はありますが、家族に迷惑をかけることを恐れる気持ちも強い。延命治療の判断の参考にもなりますね。
本書は
「皆さんは死にます。私も死にます・・」
と書き始めています。
緩和医療医の著者ならではの哲学的な死生観も感じられ参考になる一冊でした。
緩和医療医の著者ならではの哲学的な死生観も感じられ参考になる一冊でした。
アメイジング・グレイス / 本田美奈子.