ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

またもイメージダウン、自民に陳謝の小池知事

2018年11月09日 | 政治

小池百合子知事が、自民党・都連幹部に一連の批判を陳謝したと言います。

どうなってしまったの?小池さん。

これまでの都議会自民党を「ブラックボックス」と呼び「都議会のドン」の支配を一新すると元気だった小池さん。その姿勢に共感が集まり「都民ファースト」がバカ売れした。しかしその後、国政の野党議員選別で大混乱、自ら立ち上げた新党「希望」も「ファースト」も急失墜。
ここまでは当然の成り行きでしょう。東京オリンピック開幕直後には知事の任期が切れるのですね。おそらくは無理と思いますが、ご本人は自公推薦での再選をお考えなのでしょうか。そのためにもこの辺で陳謝? 今では緑色のハチマキもすっかり自民色に戻りましたね。

かつての小池氏の腹心、盟友だった音喜多駿都議は「自民党に今回ベタオリし、これまでの主張を取り下げるのだとすれば、本格的に改革路線は終了し、これから先の2年の小池都政はいわゆるレームダック化します」と。また同氏は当時の「主張そのものは、何も間違っていない」と今も明言している。

「小池知事VS音喜多都議」では、軍配は音喜多氏に上がりますね。

昨年秋の小池旋風では前半「希望」で後半「失望」でした。ただ、その間に音喜多駿という若い政治家がクローズアップされてきたことは収穫でした。政治スタンスは保守の音喜多氏ですが、彼の発言はブレてはいない、一貫しているところは安心できる。小池知事は彼を敵に回したことは大きかった。過去、長野県知事の田中康夫氏の時もそうだった。任期終盤は身近な同志が相次いで去り、やがて信州に吹き荒れた「ヤッシー旋風」も収束しました。

一瞬で流れが変わる政治の動き、恐ろしくもあり面白くもあり・

 

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

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