ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

満州でのボルシチの思い出

2016年12月01日 | Weblog
きょうから師走。
寒い日にはおでんがウマい。バックに流れるはロシア民謡~♪

静岡駅近くのおでん街の一店を切り盛りする山村竹世さん(84歳)が語る。
終戦直後、満州から引き揚げる時のお話。母は途中で力尽き13歳だった彼女は妹と二人の弟の4人で首都の新京にいた。やって来たソ連兵と遭遇し恐怖に震えていた。が、兵士たちは幼い4人を見て、硬くて凍ったボルシチ(ロシアの赤いスープ)=写真=と黒パンを残してくれた。少しずつ解凍して食べてその冬、命をつないだ。「ロシア人を悪く言う人は多いけれど、私はあの兵隊さんのボルシチが無かったら、今ここで(生きていて)店を開けなかったの・・」
(東京新聞2016.11.28コラム心にふれる話から)

読んでいて涙が出ました。いろいろな人がいます。良い人もいます。一概に国籍や人種・民族ですべてを決めつけられません。先入観は禁物。
「人間みな兄弟」でありたいですね。
この話を聞いてダークダックスのロシア民謡のアナログレコードがむしょうに聞きたくなり針を落としました。冬にはロシア民謡がよく似合う。。。
 
 
 
ベスト・アルバム+ロシア民謡ベスト
ダークダックス
ユニバーサル ミュージック

 

Катюша (Концерт "Песни военных лет")

コメント
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