ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

世の中、「順序が逆」が横行

2015年12月01日 | 政治

雇用も教育も力点が逆

・・政府高官が有名人の結婚を機に出産で国家に貢献を、と要望。東日本大震災以後、絆を求めて結婚願望が高まったともいうが、実態はどうか。安定的雇用が減り、若者は恋愛や結婚は面倒くさく、結婚はコストパフォーマンス(費用対効果)が悪いと公言する。そのような若者を育てるためか、母語もまともに使い切れない小学生に英語や道徳を正式教科として教えるという。生活困窮家庭の子供たちには学習塾の費用を補助する自治体も現れた。

その一方、皆が等しく無償で学ぶべき公立学校の教育環境、世界一多忙な教師の労働条件の改善などは考慮されない。国の重要事項はまず外国で約束し、国会審議は後回し・・今の日本は多くの物事の順序が逆ではないだろうか

以上は、毎日新聞11/25の「みんなの広場」欄、荒木泰子さん(京都・76歳)のご意見です。
まったく同じ感想です。

原発事故でも逆ばかり

原発事故の時でもSPEEDIという優秀な緊急放射能影響予測システムがあったにもかかわらず、その結果をどの方向に避難していいか迷っていた住民には一切知らせることなく、米軍へはすみやかに報告していた。これなども報告先の順序がまったく逆。ヨウ素剤の使用でも誰が反対したのか、一番必要だった子供たちに渡さず一部の医療関係者だけが服用。ヨウ素剤は宝の持ち腐れ在庫のまま、子供たちには渡らず。第一に与えるべき順序は幼い子供たちだったのでは?

荒木さんも言われているように、安保法制でも国民の合意を得る前に、首相が米国議会で約束の演説をしてきてしまう。若者たちの雇用も、教育現場も・・。

ほんとうに「逆」がまかり通っていて、まったくわーけがわかりません。

きょうの一曲はCharとChaboのセッション。なぜかって?それもわーけがわからないのです(笑)

Reichi Chabo Nakaido x Char 7 7

コメント
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