映像流出で保安官を逮捕せず 任意捜査継続(共同通信) - goo ニュース
捜査当局の「逮捕せず」の方向に納得できます。
ただし、公務員としての義務違反による処分は、その量刑の重軽は問わずとも、仮に減給程度の軽い処分であっても行われるべきでしょう。これは法治国家としての最低のケジメではないでしょうか。
私は、You Tubeでビデオを見るまでは、一般の交通事故の衝突のように、7対3とか、6対4で双方に責任があって日本側にも公開したくない事情があったのだろうかと想像していました。
しかしビデオをみて、中国側の故意の追突、100%中国船の責任と確信しました。この事実には驚きです。逮捕すべきは“月光仮面”でなく、中国漁船の船長らの方だ。ビデオを突きつけ、再逮捕を中国政府に申し入れてもおかしくありません。
政権交代から1年。民主党政権は、次から次とボロボロですが、それでも観客に舞台裏の仕掛けの様子や動きの過程が“見える”ようにはなっている。この点はマシ。これまでの前政権は外交の「密約」にしても完璧に封じ、国民には一切見えなかった。
しかし、政権交代しても弱腰外交は前政権と何ら変わらず、国民の期待に応えられない。一層の政治不信の高まりは、かつての5・15事件(1932年、海軍青年将校指導のクーデター、犬養首相射殺、政党内閣制に終止符)や2・26事件(1936年陸軍皇道派青年将校の乱)が起きたような、きな臭い状況が万が一にも再来しないとも限りません。
今回のビデオ流出を告白した海上保安官の行動は、単独とはいえ義憤を動機とする一種の実力行使、これはかつての“青年将校”の心情とも似たものを感じます。
政党政治が、国民に振り向かれなくなった時・・過去の歴史はその危険性を教えています。
全政党、そして官僚機構(選挙の洗礼を受ず恒久的に政党政治を左右する黒衣)が、この尖閣ビデオ事件を重く受け取っていただきたいと思います。
【写真】海上保安官の自筆文書(時事通信)
海上保安官が残した自筆メモ
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捜査当局の「逮捕せず」の方向に納得できます。
ただし、公務員としての義務違反による処分は、その量刑の重軽は問わずとも、仮に減給程度の軽い処分であっても行われるべきでしょう。これは法治国家としての最低のケジメではないでしょうか。
私は、You Tubeでビデオを見るまでは、一般の交通事故の衝突のように、7対3とか、6対4で双方に責任があって日本側にも公開したくない事情があったのだろうかと想像していました。
しかしビデオをみて、中国側の故意の追突、100%中国船の責任と確信しました。この事実には驚きです。逮捕すべきは“月光仮面”でなく、中国漁船の船長らの方だ。ビデオを突きつけ、再逮捕を中国政府に申し入れてもおかしくありません。
政権交代から1年。民主党政権は、次から次とボロボロですが、それでも観客に舞台裏の仕掛けの様子や動きの過程が“見える”ようにはなっている。この点はマシ。これまでの前政権は外交の「密約」にしても完璧に封じ、国民には一切見えなかった。
しかし、政権交代しても弱腰外交は前政権と何ら変わらず、国民の期待に応えられない。一層の政治不信の高まりは、かつての5・15事件(1932年、海軍青年将校指導のクーデター、犬養首相射殺、政党内閣制に終止符)や2・26事件(1936年陸軍皇道派青年将校の乱)が起きたような、きな臭い状況が万が一にも再来しないとも限りません。
今回のビデオ流出を告白した海上保安官の行動は、単独とはいえ義憤を動機とする一種の実力行使、これはかつての“青年将校”の心情とも似たものを感じます。
政党政治が、国民に振り向かれなくなった時・・過去の歴史はその危険性を教えています。
全政党、そして官僚機構(選挙の洗礼を受ず恒久的に政党政治を左右する黒衣)が、この尖閣ビデオ事件を重く受け取っていただきたいと思います。
【写真】海上保安官の自筆文書(時事通信)
海上保安官が残した自筆メモ
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