ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

休眠の『大泉小唄』

2009年12月11日 | 音楽
『前橋音頭』1956年(昭和31年)が作られてから6年後の1962年
(昭和37年)同じく三橋美智也の唄で『大泉小唄』が誕生しました。
これは、小泉町大川村合併5周年を記念しての発表曲。良い民謡で、
町民に広く親しまれました。ただ最近では、すっかり姿を潜めています。

歌詞にある「社日祭り」は、「大泉祭り」に主役の座がとって代わり
四番の「昔、中島(飛行機)、今、三洋(電機)・・」も次第に遠くなり
「昔、三洋 今、サンバ?」になってしまったような感があります。
ただ小唄としては、うきうきした調子の傑作なので、歌詞を手直しして、
なんとか前橋音頭のように、よみがえらせてほしいものです。

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    『大泉小唄』

徳井勇作詞 細川潤一作曲

(一)
 利根の大川 水かがみ~
 純なこころで 君の手を
 とれば遥かな 浅間山
 情三筋(なさけみすじ)の 火がもえる

 どんと おいでおいで よかんべえ よかんべや♪

(二)
 さくら並木を 城の内
 肩で散る散る 花吹雪
 月もぬれます ほんのりと
 恋の逢う瀬の 春がすみ

 どんと おいでおいで よかんべえ よかんべや♪

(三)
 社日祭りを 二人づれ
 嬉しはずかし 人の波
 神楽ばやしに 寄り添えば
 熱いおもいの 胸がなる

 どんと おいでおいで よかんべえ よかんべや♪

(四)
 むかし中島 いま三洋
 つきぬ名残りに 咲いた花
 回る浮世の ゆめのせて
 若さあふれる 大泉~

 どんと おいでおいで よかんべえ よかんべや♪



【写真】大泉小唄ができた頃の通勤風景(三洋電機北専用門)
    (本文とは直接関係ありません)

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コメント (1)
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