アキノ元取締役、ご逝去

アキノ元大統領に別れ マニラで市民らが弔問(共同通信) - goo ニュース

フィリピンのコラソン・アキノ元大統領が１日早朝、結腸がんで亡くなった。
７６歳。

夫のベニグノ・アキノ上院議員が、逮捕暗殺を覚悟で、亡命先の米国から
帰国直後、空港で暗殺された事件は、リアルタイムで日本国内でも報道
され、今でも忘れられない衝撃なニュースとして記憶に残っています。
その後、反独裁政権の象徴として、夫の遺志を受け継ぐ形で大統領に
選ばれたアキノ女史。
今回も国葬を断り、普通の市民としての葬儀を希望したという、いかにも
清廉なアキノさんらしい。

アキノさんは三洋電機の社外取締役として、大泉町の東京製作所に来所
したのが2000年2月。当時の私の日記には「アキノ女史66歳、民主派の
政治家らしい感じの良い女性だ」との印象を記しています。
女性の視点から、いくつかの経営提言をされ、各部署の女性社員たちとも
懇談をした。
当時私は、迎接側、黒衣役として責任を負い結構緊張していました。
ただアキノ取締役と身近に接することができたのは、良い思い出に
なっています。
ご冥福をお祈りいたします


（写真：毎日新聞・矢野純一氏撮影）

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