ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

卒論代行業

2007年08月18日 | 教育・文化
大学の卒業論文やリポートの執筆を有料で請け負う代行業者が登場し、波紋を広げているという。
インターネットの普及で、論文の素材収集は、安易になった反面、こうした代行業はビジネスになるな、とは感じていました。

私が現役学生だった頃は、参考書を何冊も買い込み、専門官庁や、在日大使館まで出向いて資料集めをしたものです。しかし今はネット検索で、かなりの精度、それも最新の情報が居ながらに入手ができます。

代行業者のひとりは「依頼者の多くは教員に放任扱いされ、課題に悩んでいる。われわれがやっていることは最後の駆け込み寺のようなもの」と言っているという。

期間を十分に与えず、無理なテーマを課し学生を見放した教員がいたら、それは許せません。学生は教員に対しては単位取得の点では弱い立場にあるだけに同情いたします。ただ、だからといってビジネスとしての代行業を正当化はできませんが。。
大学側は「見つけたら除籍」と処分をちらつかせる前に、十分な指導が行き届いているか確認をする必要があるように思います。
コメント
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