ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

手塚治虫『きりひと讃歌』

2006年12月28日 | 研究・書籍
きょうはすす払い。晴天で風もなく午後から始めましたら、だんだん風が出てきて大慌てで済ませました(汗)

部屋の整理では、手塚治虫マンガ『きりひと讃歌』が出てきました。主人公の若い医師、小山内桐人が、研究していた奇病に自身も罹病。体が獣になるモンモウ病になり、偏見に満ちた古い体質の医学界や世間と闘う、というストーリーです。桐人=きりひと、を救世主キリストの名とかけています。

権力は、かならず現場から離れた部分で発生するーー。

エイズ、C型肝炎の薬害訴訟などをみてもそのことはいえます。
このマンガ、10年前の作品だが、「患者様」などと馬鹿な呼び方はしていません。それでいて権威に凝り固まっている医学界をしっかり批判しています。。。
マンガに目が行って、大掃除の方はさっぱり進みませんでした(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする