ポポロ通信舎

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三洋半導体、新体制に期待

2006年07月22日 | 経済
三洋電機株価221円。市場での評価は、依然厳しい。
主要マスコミの同社記事紹介の冒頭には、「経営再建中の・・」が
枕詞として必ず入る。
このほど、同社は半導体事業を分離し「三洋半導体株式会社」を設立
した。新社長には、田端輝夫氏を。

田端氏は良い人材であり、このトップ人事は十分、期待が持てる。
私はまだ、お互い30代の頃、田端氏を「取材」する機会があった。
太田高校ー東京大学と、ここ地元では超エリート歴の彼だが、
高ぶるところは少しもなく、相手の話をよく聞く好青年だった記憶が。。
エリートらしさを、感じさせない真の「エリート」と、その時思った。

「産業界のお米」はデジタル米万能ではない。蓄積されたアナログ米
技術力も決して無視はできない存在だ。いわば「麦」的であっても。
彼の経営手腕で、失地回復を果たし、ぜひとも三洋の再生を願いたい。
がんばれ!三洋半導体!!

<新会社の概要>

商号 三洋半導体株式会社
設立 2006年7月3日
代表者 代表取締役社長 田端 輝夫
本店所在地 群馬県邑楽郡大泉町坂田一丁目1番1号
事業内容 各種半導体部品の製造・販売
資本金 50億円
従業員数 約2,300名
主要製品売上高 (連結) 1,935億円(2006年3月期)
主要連結対象会社 三洋半導体製造㈱、関東三洋セミコンダクターズ㈱
三洋セミコンデバイス(株)、ほか (三洋電機ニュースリリースから)
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