Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

Sparco R100-Strada ゲーミングチェア 10月19日 2021年

2021-10-26 | Weblog
TBS 日曜日の朝の番組「がっちりマンデー 儲かる「イス」!」を見ていました。

そこで紹介されていた「BRIDE(ブリッド)」のレーシング・シートを流用したチェアーが気になりました。

自室ではコンフォート優先 旦那仕様のリクライニング・チェアーを使っているのですが…

なるほど日本のメーカーである「BRIDE(ブリッド)」ならば日本人の体形に合ったチェアーを手に入れることが出来るかも…と妄想しました。

早速、ネットで検索しますが、「BRIDE(ブリッド)」さんのホームページは出てきますが販社がイマイチ良く分かりません。

なんとなく「オートバックス」で取り扱いがあるようですが…この時点で買いたい気持ちが冷めてきます。

そんな時に「Sparco」のゲーミング・チェアーが目に留まりました。

「Sparco」といえばイタリアのレーシング・ブランド。

レーシング・スーツ、シューズ、グローブなどでお世話になっているブランドです。

ここならそんなとんでもない「ハズレ商品」は無いハズ…と商品を詳しく見ていきます。

なるほど…商品ラインはゲーミング・チェアーに特化した商品群とレーシング・シートをチェアーにアレンジした商品群とに分かれていることが分かりました。

つまり…ゲーミング・チェアーに使われているシートは「クルマには使用できない」もので、もう一方はクルマへの使用も可…という商品です。

ゲーミング・チェアーの商品群はカラフルなデザインと手頃な価格設定が魅力です。

しかし、ゲーマーでもない私にはなんとなく抵抗があり、レーシング・シートをアレンジした商品を購入することにしました。



到着予定より2日も早く商品が到着しました。

早く到着して怒る客は少ないとおもいます。

金曜日に商品到着して土曜日にゆっくり組み立てるか…と思っていたのですが…

このまま週末まで我慢できません。

お風呂や食事前に作業することにしました。

大きな荷物とは覚悟していましたが、それにしても大きいです。



家内に(大きい方だけ)手伝ってもらい2階まで運び上げます。

ふぅふぅしてしまいます。

梱包はとてもしっかりとしていてさすが良い仕事をしていて気持ちが良いです。



ます大きな梱包を開梱します。

何だか「ミイラ」みたいです。



シート本体を出してみます。

この状態でリクライニング機構のチェックを行うように取説に書かれています。



もし、リクライニング機構に「ガタ」がある場合は調整しなければなりませんが、この個体は問題が無かったので作業を進めます。



リクライニング・レバーのカバーですが…本体のキッチリ感に比べてこのショボさ(安っぽさ)はビックリです。

全然マッチしていません。

ガッカリ…こんなのクルマには使えないでしょう。

本体の作りがしっかりしているだけにこんなところでクオリティーを落としているのが残念です。



さて…気を取り直して作業を進めます。

キャスターベース部の組み立てです。

「ヒトデ」みたいに見えますが裏側です。

アルミのキャスト仕様ですがちょっと強度的に貧弱に見えてしまいます。



ここはオフィス・チェアーで何度も経験している部分ですので難なく進みます。



最大の難所はここですね。

シート本体と脚部キャスター部分とを接続するためにベース・フレームを取り付けます。

赤矢印はベース・フレームとそれをシート本体に固定するボルトです。

この部分は特に詳しい解説があっても良さそうです。



取り付けたベース・フレームにロッキング機構のフレームを取り付けます。

ここはかなり荷重の掛かるところですので、面倒がらずソケット・レンチでしっかり固定します。

もちろん、商品にはソケットレンチは付属してきませんので、工具は別途用意する必要があります。

*アーレンキーは付属しています。



「最大の難所」と書きましたが…初めての方がクルマ用シートをキャスターに取り付けるのは大変だと思います。

私は初体験ではありませんが、取説の写真と現品を見比べ、仮組しながら推理して組み立てました。

多分、10分くらい考えていたと思います。

全体の取説はカラーでとても親切に書かれているのですが、なぜかこの部分だけはたった一枚の写真しか掲載されていません。

不思議です。



脚部キャスター取り付けについては4枚の写真で解説されています。

これほど詳しい解説は無くても簡単に組み立てられます。

一方、ベースフレームのシート本体への取り付けはたった1枚の写真だけです。

むしろこちらの方は多くの写真で解説するべきと思いました。



次はアームレスト金具の取り付けです。

こちらも金具の精度が高くサクサク簡単に取り付けることが出来ます。

驚いたのはこのプレートの仕上げの綺麗さと厚さです。

板厚 4~5mm はあるかなぁ~と思っていましたが、測定してみますとなんと! 6.0mm もありました。



アームレストを取り付ける部分でありますが、体重がもろに掛かる部分ではありません。

これほどの剛性を持たせる必要があるのか不思議に思いました。

この部分にこれほどコストを掛けるくらいなら前出のリクライニング・レバーカバーをもう少し何とかした方が良いのではないでしょうか。



シート本体と脚部を合体させ完成。

一部難航した部分がありましたが作業終了です。



コロコロ転がして自室に移動しセット。

前の「旦那仕様」のリクライニング・チェアーに比べるとスリムで部屋が広くなったような気がします。



グラン・ツーリスモのゲームも旦那シートよりレーシング・シートの方が気分も盛り上がるでしょう。

気が付けば時計は10時を指しています。

仕事から帰って作業を始め1時間半ほど時間を要しました。

*梱包材の片付けなども含めての作業時間ですが。

さて…お風呂して食事にしましょう。



こちらはロードス君の「RECARO レカロ」シートです。

*SP-G とかいうモデルだったと思います。

取り付けには結構手こずった記憶があります。

ロードス君は2シーターなので こうしたフルバケット・シートでも車検OKです。

後部座席のある車ではシート・バックが緩衝材で覆われていないシートは車検はNGです。

さすがに自室で使うチェアーに「RECARO」は金額的にきつかったので今回パスしました。

「RECARO」のシートは、それ自体の存在が気にならない、シートが主張しない(*良くも悪くも感じない…という意味です)のが良いと思います。

その点、ハチ君のシートは最低です…ヘッド・レストが未だに気になって仕方ありません。

数少ないCx-8 のネガティブ・ポイントです。



こちらは仕事場で使っているチェアーです。

エルゴヒューマンとかいうブランドのチェアーです。

メッシュ構造で通気性が良く面圧をフラットに分散してくれるみたいで快適です。

一日のうち一番長い時間を過ごす場所でのチェアーの機能性は重要です。

工場出荷時に組み立て済みなのも助かりポイントです。

残念ポイントは、メッシュ構造が「おろし金」のようにジーンズなどの繊維を削り取りフレーム部に大量に堆積することです。

掃除が結構大変です。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 疑ってゴメン IpowerBingo D... | トップ | ガレージでの焚き火 10月23... »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事