Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

掛澗駅 函館本線 佐原支線 8月25日 2019年

2020-01-09 | Weblog
一番気になったのは…駅名です。

「掛澗(かかりま)」とは何だろう?

難しい字です。

掛澗の「澗」はきっと水に関する意味を持つのかな?…くらいしか思い浮かびません。

北海道の駅名の多くはアイヌ語にルーツを持ちます。

早速「駅名のルーツ探求」や Wiki などを見ると、「かかりま」は地域の和名で、「船かかりま」だったようです。

近くには「掛澗漁港」がありそれを表していたのでしょうか?

「船かかりま」が短縮され、漢字をあてて「掛澗」となったとあります。

掛澗の「澗」という字は「たにみず」という意味のほかに数字の単位を表すそうです。

澗(かん)は漢字文化圏における数の単位で10の36乗 を示すそうです。

このようなことも「掛澗駅」を訪問しなければ一生知らないままだったでしょう。



駅本屋は綺麗なイエローにペイントされています。

「ん?どっかで見たような…」

さきの「銚子口駅」によく似ています。

基礎の高さはこちらは“普通”です。

黄色にペイントされる前は「スレート・グレー」みたいな色だったようです。



駅本屋の各壁面には白い駅名標プレートが掲げられています。



綺麗なミント・グリーンにペイントされた跨線橋。

学生さんのでしょうか? チャリが置かれています。



ホームから「渡島砂原駅」方面を見ます。



こちらが「尾白内駅」方面となります。

ホームが長いですねぇ~



雑草と蔦に絡まれた駅名標。

これだけ見ると「とんでもない秘境駅」に見えます。



ホームから跨線橋を見ます。

他に何もないので跨線橋の存在感が際立って見えます。



長~いホームの終端部がカットされています。

わざわざカットする理由はよくわかりませんが…

「必要ない」…と言ってしまえばそれまでですが。



それでは跨線橋の観賞をします。

間口は狭いです。

あまり好みではない「スチール・プレハブ」的な跨線橋です。



跨線橋連絡通路は意外にも明るく綺麗な印象です。

蜘蛛の巣など昆虫の気配もありません。

窓から注ぐ光のせいか、好印象です。



跨線橋窓から「渡島砂原駅」方面を見ます。

高所から見るとさらに「長いホーム」が良く分かります。



こちらが「尾白内駅」方面となります。

右側ホームを見ますと、カットされたホームの状況が良く分かります。



跨線橋を渡り2番線ホームから「尾白内駅」方面を見ます。

ミラーには自身の姿が映っています。



一番線ホームと駅本屋とを見ます。



跨線橋支柱横の駅名標です。

こちらも結構すごいことになっています。

跨線橋や駅本屋はとても手入れが行き届いているのですが、なぜか駅名標だけは「放置」されているような印象です。

それとも蔦を絡ませた「ネイチャー的演出」がされているのでしょうか?

ちょと不思議でした。

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