Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

Flight of Dreams セントレア空港 5月17日 2019年

2019-06-03 | Weblog
姫路を出発し神戸を目指します。

本日は神戸に立ち寄り、その後、名古屋セントレア空港に向かいます。

2018年10月にオープンした「FLIGHT OF DREAMS」の観賞が目的です。

昨年5月にセントレアに来ていましたが、わずか5ヶ月早くて「FLIGHT OF DREAMS」の観賞は叶いませんでした。



「FLIGHT OF DREAMS」は駐車場A棟の向側にあります。

先程、ハチ君を駐車してキャリング・ケースをゴロゴロさせながら歩いた通路を戻ります。

駐車場A棟…とはセントレア空港のコンコースから最も離れた「一番不便」な駐車棟なんです。

事前に予約すればE棟とかF棟とか近くの駐車棟に停めることが出来ますが…予約金(¥1000)をケチってA棟に駐車するハメに陥っています。

「くそっ!」と思う気持ちを抑えます。

お楽しみの為ですからね。



到着しました。

お客さんの姿は少ないです。



フライトパークの営業は 10:00〜17:00 です。 *最終入場は 16:30 となっています。

入場券を購入できたのは入場終了のわずか 5 ~ 6 分前でした。

プロジェクションマッピングなどほとんどのイベントが終了していてるけれど、それでも良いか確認されます。

もとより承知の上ですし「ボーイング787初号機(ZA001)」が観賞できればそれで満足です。



入場終了ギリ…でありましたが、そのお陰で良いこともありました。

ほとんどのお客さんは退場していて、「客がいない状態」です。

これは願っても無い状況です!

こんな間近で 787初号機 を一人占めです!

最高ですね!



ランディング・ギアー 

迫力あります。

近寄ってよく見ますと…

支持台にボルトで固定されタイヤは浮かされていました。

クルマの博物館などでも、サスペンション保護のためでしょうか、サスペンション・アームとかボデーに“ウマ(リジットラック)”をあてがっているのを見ますが…飛行機のを見たのは初めてです。



「わぁ~綺麗だなぁ~」などと感激しながら観賞します。

この人影の無さも最高です。



787ってわりとコンパクトな機体という印象がありましたが、屋内で見るそれは「巨大!」としか表現できません。

のけぞるほどにデカイ!です。



ボーイング社のバレット工場があるシアトルの街並みのイメージを再現したという「シアトルテラス」



787の機体にそのネオンサインが美しく映りこんでいます。



エンジンはロールス・ロイス製 トレント1000 エンジン

ゼネラル・エレクトリックのGEnx エンジンと選択可能だそうです。

エンジンはそれぞれ互換性もあるらしいです。

シェブロンにカットされたエンジン・カウルもドリームライナーの一つのアイデンティティーになりました。




コクピットも見ることが出来ます。*アクリル・プレート越しですけれど…

係員の方に「顔をぶつけないように…」と注意を受けます。

機能的に配置されたスイッチ類、大型ディスプレーが貼られたグラス・コクピット

必然の配置なのでしょうが、一つのアートとしても成立するほどの美しさです。

オーバーヘッド・ディスプレーも機能しているように見えます。



通常の運行では右側ドアーは使わないのでしょうが…

コクピット見学の入口ドアーとして使われています。



帰り道に目に止まりました。

【THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR】です。

私にとって…BEER BAR は、強力な吸引力のあるマジック・ワード です。

「やばい!」と思いましたが、ついフラフラっと引き寄せられます。



ショーケースにディスプレーされている見るからに体に悪そうな(高カロリーな)…でも食欲をそそられる魅力的な料理の数々。

とくに興味を引かれたのが、各種ビールの飲み比べセット…*白矢印

「くぅ~」悪魔の囁きが聞こえるようです。

店内に客の姿はほとんどありません。

店員さんが出てきて「ど~ぞ」と声を掛けてきました。

そこで、はっと我に返ります。

「いかん!こんなことをしている暇は無いんだ!」と…

*ほんとは暇なんですけれどね…



部屋に戻りシャワーをしてからあらかじめ用意しておいたビールで部屋飲みです。

セントレア・ホテルは新たな新棟が建設され、今回はそちらでの宿泊です。

本館の客室とは部屋の配置が変えられていて、ごく普通の常識的配置となってしまいました。

セントレア・ホテル本館の美点の一つ…客室と平行に配置されたバスルームからも滑走路が見えるんです。

こんなホテル、私は他に知りません。



空が暗くなりオレンジ色の照明の光が強く目立ってきます。

ほろ酔い加減で滑走路を眺められる至福の時間です。

眠くなったらそのままベッドにひっくり返っちゃえばよいのですから気楽なものです。



空港の運用も終わり、飛行機の発着もなく静寂が訪れたターミナル。

大満足の一日でした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする