Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

聖博物館行ってきました…04

2012-08-25 | Weblog
いよいよお待ちかね…F-104J ですよ。

何度も書きましたが、標高1000mほどの高原にジェット戦闘機があるという不思議ワールド全開です!

この飛行機…ほんとにアメリカ製(Lockheed)なのかと思います。
まるで「ペンシル」みたいな細いボデー…日本人が乗るならともかく、アメリカのパイロットが搭乗出来るのでしょうか?
相当狭かったと思います。

アメリカ空軍ではF-104の配備は、あまり歓迎されなかったようですが、コクピットの狭さも不評の一つだったのではないでしょうか?



ペイントが剥げチョロでハッキリと判読は出来ない説明パネル。





特徴的なT尾翼 絞り込まれたエンジン・ノズル この細さ! まさに「ミサイル」ですね。

F-104Jの愛称は「栄光」
はじめてFX 次期戦闘機として選定されたのがこのF-104だったそうです。




こうして見ると、まるで「ブルー・マーリン」みたいです。
ピトー管がビニールでグルグル巻きにされてしまっています。



個性的な外観の一つ、T尾翼…マーリンのテールフィンに見えなくもないか…

主翼の小ささもビックリです。
これでよく飛べるな…



着艦フックとかテイル・フック (tailhook)ともいうアレスティング・フック (arresting hook)…しかし、機体もスリムだけれどこのフックも、「こんなんでほんとに役に立つの?」と言うほど華奢ですね。

F-4J Fhantom の巨大なフックに比べると全然違います。



エンジンがあったところは「ドンガラ」になっています。
こんなの初めて見ました。

ちょっと枯葉が残っていますが、意外なほど綺麗です。





展示されている機体は、コクピット内部が見えるように階段が設置されていますが、金属の錆等の老朽化で立ち入りが出来ないようになっています。

しかし、どうしてもコクピットが見たくて、博物館の方に同伴していただき、充分に安全に気をつけながら撮影させていただきました。

キャノピーのポリカーボネートは長年の紫外線の照射を受けすっかり変質してしまい、透明度を失って半透明状態でした。



しかし、フロント部はまだまだ透明度を保っていて、内部を見ることが出来ました。





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