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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■手放さないように /山中直義

2011年02月19日 | Weblog
2011/2/19放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。山中直義です。

 私たちは本当に大切なものを手放してしまうということがあるのではないでしょうか。神様があなたに差し出していてくださる深い愛、それこそが手放してはならない本当に大切なものだ、と聖書は教えています。

 新約聖書マルコの福音書14章には、イエス・キリストを手放してしまったイスカリオテのユダの姿が描かれています。10節、11節をお読みします。
 「ところで、イスカリオテ・ユダは、十二弟子のひとりであるが、イエスを売ろうとして祭司長たちのところへ出向いて行った。彼らはこれを聞いて喜んで、金をやろうと約束した。そこでユダは、どうしたら、うまいぐあいにイエスを引き渡せるかと、ねらっていた。

 ユダはある時、わずかな金と引き換えにイエス様を手放そうとしてしまいます。聖書の他の箇所(ヨハネ福音書 12章6節)からすれば、彼はイエス様から預かっていた金入れからいつも金を盗んでいたと言います。金銭への執着、罪を悔い改めようとしないプライド、あるいは自分の思い通りにすべてをコントロールしたいと思う思いがユダに本当に大切なものを手放させてしまったことを思わされます。

 私たちはどうでしょうか。せっかく差し出されている神様の愛や恵み、聖書からの語りかけを、時間やお金、自分の思い通りに生きたいという思いと引き換えに手放してしまってはいないでしょうか。

 そんな私たち、神様の愛を簡単に手放そうとしてしまう私たちを神様は何とかしてつなぎとめようと願っていてくださる。そしてそのためにこそ神様は愛するひとり子を十字架にまでお与えくださったのだ、と聖書は言います。 

 あなたは本当に大切なものを手放そうとはしておられないでしょうか。あなたを愛する神様の愛をしっかりと握りしめ、あなたへの神様の語りかけにいつもしっかりととどまっていただきたいと思うのです。

 聖書のことば
 「主は、私たちの神。私たちは、その牧場の民、その御手の羊である。きょう、もし御声を聞くなら、 ・・・ あなたがたの心をかたくなにしてはならない。
 旧約聖書 詩篇95篇7節、8節


     (PBA制作「世の光」2011.2.19放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海地方での世の光/さわやか世の光/ジェネレーションXの放送に協力してくださる場合の献金は、

  郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会   まで

  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
            (自由ケ丘キリスト教会内)


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