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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■人のことばと神のことば / 羽鳥頼和

2013年03月02日 | Weblog
2013/3/2放送

 世の光の時間です。いかが過ごしですか? 羽鳥頼和です。今日は旧約聖書の詩篇12篇から、「人のことばと神のことば」というタイトルでお話ししたいと思います。

 人のことばはどんなものでしょうか。この詩篇には、「人は互いにうそを話し、へつらいのくちびると、二心で話します。」(2節)とあります。

 「へつらい」というのはお世辞を言うことです。相手の機嫌を取ることです。「二心」とは移り気で定まらない心です。また浮気心のことです。聖書ではまことの神を信じながら他の神々に心を奪われてしまうような人の心を指しています。人のことばは定まりません。時と場合によってコロコロ変わります。そこには真実が無いのです。

 続いて人のことばについてこのようにも語られています。
 「彼らはこう言うのです。『われらはこの舌で勝つことができる。われらのくちびるはわれらのものだ。だれが、われらの支配者なのか。』」(4節)

 ここでの「舌」「唇」とはどちらもことばのことといっていいでしょう。人はことばによって勝とうとします。そして自分は誰にも支配されない、自分は自由だ、と豪語するのです。人のことばは人の自己中心な傲慢さを表すのです。

 それでは神様のことばについてはどれなことが語られているでしょうか。
 「主のみことばは混じりけのないことば。土の炉で七回もためされて、純化された銀。」(6節)とあります。

 つまり神のことばは間違いがなく真実であり、強くしっかりとしていて、価値があり尊いのです。

 そして神のことばは人に救いを与えます。神様はこのように言われています。
 「悩む人が踏みにじられ、貧しい人が嘆くから、今、わたしは立ち上がる。わたしは彼を、その求める救いに入れよう。」(5節)と。

 そしてこの詩篇の最後には、嘘と傲慢に満ちたこの時代にあって神様は救った者たちを守ってくださいます(7節参照)、と語っています。神のことばは人を救い、救った人を守り続けるのです。

 神のことばは聖書に記されています。あなたも聖書を学んでみませんか? 通信講座によって学ぶことができます。また教会では聖書の学びをしています。教会で聖書を学ばれることをお勧めします。ぜひ近くの教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」2013.3.2放送でのお話より )

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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
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