♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■心の貧しい者は幸いです  / 福井 誠

2014年12月25日 | Weblog
2014/12/25放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブルメッセージは「心の貧しい者は幸い」です。

 それではマタイの福音書5章3節から読んでみましょう。
 「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだから。

 先週はヤマト運輸の故小倉昌男社長のお話をいたしました。今年のクリスマスも皆さんはそのサービスを利用されているかもしれませんねえ。今回も、きっとクリスマスにはそのサービスに触れているかもしれない人、山崎パンの飯島延浩社長を取り上げましょう。

 飯島さんは、今から約40年前ですが、会社の経営で難しい所を通る中でキリスト教信仰に触れ、信仰を持つに至りました。洗礼を受けた十日後に山崎パンの社運をかけて建設した武蔵野工場が火災に遭い全焼してしまいました。飯島社長はこの試練の中で祈り、社主であるご両親と共に一つの結論に達したと言います。それは、この火災は山崎パンが余りにも事業本位に仕事を進めてきたことに対する神の戒めで、今こそ神の御心に適う会社に生まれ変わる時だということでした。まさに目に見えない新しい出発をしたのですね。もちろんその後も経営者としていろいろな試練を通ったようなのですが、聖書を繰り返し学ぶ中で、まさに主イエス・キリストの教えである山上の説教がそのまま命の道・神の祝福の道であることを悟らされ実践することを教えられたと言います。

 そういう意味で、今日取り上げた「心の貧しい者は幸いです」は飯島さんが大事にしておられるイエスの山上の説教とされる冒頭の1節です。 飯島社長は、「心の貧しい者」というのは心低くへりくだった人のこと、自己主張が強い人とは反対で、周囲の人を非難したり否定したりもせず会社全体に与えられている使命を優先させる人である、と言います。そう考えてみるとイエス様ご自身、2000年前になぜこの地上に神の子としてお生まれになったのかと言えば、神のご計画である全人類の救いのために十字架にご自身をお捧げするためでした。イエス様こそまさに心貧しく、心低く、そして全人類へのための必要を最優先させたお方ですねえ。

 今日はクリスマスです。教会の敷居が低く感じられるこの日、ぜひ教会へお尋ねくださり、イエス様の素晴らしさについて知っていただきたいと思います

(PBA制作「世の光」2014.12.25放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 
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