世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 福井 誠です。
今日のバイブル・メッセージは「信仰によって礼拝する」です。 それでは聖書の中のヘブル人への手紙11章4節から読んでみましょう。
「信仰によって、アベルはカインよりもすぐれたいけにえを神にささげ、そのいけにえによって彼が義人であることの証明を得ました。神が、彼のささげ物を良いささげ物だとあかししてくださったからです。彼は死にましたが、その信仰によって、今もなお語っています。」
アベルとカイン、日本人には聞きなれない名前かもしれません。 旧約聖書を読んだことのある人でしたら、ああ、あの話か、とピンとくるかもしれませんねえ。 神様は天地をお造りになった後に、アダムとエバという人をお造りになりました。 アベルとカインは、その最初のカップルの子どもとして生まれました。 旧約聖書の中の創世記4章に、その物語が出てきます。 カインは長男、アベルは次男で、カインは農夫となり、アベルは羊飼いとなりました。
さて収穫の時に、二人は神様に捧げ物を捧げました。 カインは農夫ですから地の作物の中から、またアベルは羊飼いですから自分の羊の中から神様に供え物を捧げました。 ところが神様はアベルの捧げ物は喜びましたが、カインの捧げ物には目も留められませんでした。 なぜでしょうか。
ヘブルの著者はその理由をはっきりと述べています。 「信仰によって、アベルはカインよりもすぐれたいけにえを神にささげ」た、と。 つまり、アベルは目に見えない神がおられることへの信仰をもって、心から神様に捧げ物をしたのですが、カインはそうではありませんでした。 カインはただ宗教的な行事をこなすだけの人だったのですねえ。 教えられますねえ。
毎週教会へ出かけ、神様に礼拝を捧げる時に、あなたは信仰を持ってそうしているでしょうか。 カインのようにただお決まりの宗教行事をこなしているだけ、ということはないでしょうか。 礼拝は信仰をもって捧げる行為です。 神様は確かに生きておられる、確かに私たちに報いてくださる方である、とあなたは信仰をもって神様に近づくようにしているでしょうか。 信仰をもって心から神様に礼拝を捧げましょう。
(PBA制作「世の光」2010.2.11放送でのお話しより)
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