世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日は聖書の中のヨハネの福音書から読んでみましょう。
「神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。」 ヨハネの福音書 3章17節
クリスマスのこの週、皆さんはどんな思いでイエス・キリストの御降誕を迎えていることでしょうか。イエス様にどのようなイメージと思いを抱いて過ごしていることでしょうか。
ヨハネは 「神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。」 と語ります。
「世をさばく」というのは、すべての悪が罰せられる、すべてのごまかしが明らかにされる、すべての不正が正されるということでしょう。世の中には多くの不正や矛盾がありますが、聖書の神は正しい神ですから、それらを臭い物に蓋をするかのように闇から闇へと葬り去ることはありません。どこかできっちりとさばきをつけられるお方なのです。
しかしヨハネは言います。その神はさらに御子を私たちに遣わされたと。それは御子によって世がその神様の恐ろしいさばきから救われるためであるという訳です。
神はさばきの神であると同時に、赦しの神です。愛と恵みに富んでおられるお方です。私たちの過ちを御覧になっていつまでも怒り続けておられるお方ではありません。私たちが罪を悔い改めるならば、イエス様の十字架の苦しみのゆえに私たちを赦してくださるお方です。また私たちが罪の習慣からも、その生活からも救い出される力を与えてくださるお方なのです。
クリスマスの日、あなたも、この神と、神が遣わしてくださった御子を信じて、新しい人生を歩んでみませんか?
聖書のことば
「神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。」 ヨハネの福音書 3章17節
(PBA制作「世の光」2006.12.21放送でのお話しより)
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