2017/12/27放送
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「豊かな実を結びます」です。ヨハネの福音書12章24節を読んでみましょう。
「まことに、まことに、あなたがたに言います。一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままです。しかし、死ぬなら、豊かな実を結びます。」(新改訳2017)
イエスが十字架にかかられる一週間前のことです。イエスの人気は非常に高まり、たくさんの人々がイエスのもとに集まってきていました。そこにユダヤ人ばかりではない、ギリシャ人もいてイエスに弟子入りを求めていますね。今日読んだ箇所はそのギリシャ人に向けて語られた一節ですね。
ところで私が小学校6年生の時ですが、ちょうど三浦綾子原作の『塩狩峠』という小説が映画化されていました。確かその小説の中にこの一節もあったように記憶しています。その小説は永野信夫(※実名は長野政雄)という主人公が北海道の塩狩峠でという場所でブレーキが利かなくなって暴走した汽車の車両を自分の身を犠牲にして止めて乗客のいのちを救った実話に基づいたものです。その出来事を通して多くの人が永野信夫という主人公の聖書のことばに従って神と人を愛する生き方に感動し信仰を持っていきますね。まさに一粒の麦が死んで多くの実を結ぶということを、まだ小学校の私でありましたが印象深く心に残る形で教えられた小説でした。
もちろんそのような生き方は誰にでもできるわけではありませんし、イエス様がここで言われていることもそのようなことではないのだと思いますね。むしろ、弟子入りしようと面会を求めてきたギリシャ人たちの出来事を機会に、イエス様はこれからご自分にどういうことが起こるのかを示そうとしたのです。つまりイエス様はこれから華やかな舞台に出て行こうとするのでなくて、十字架の死に向かっていることを予告されたのですね。そしてそれはただ死で終わるものではなくて豊かな実を結ぶものであることを語っています。確かにイエスの十字架は痛ましい死でしたが、それは全人類の罪の赦しのための尊い犠牲でした。イエスの十字架を自らの罪の赦しと信じる全ての人々に神の救いと祝福をもたらすものでした。
ぜひ聖書を続けて読んで、あなたにもこのイエス様の十字架の素晴らしい恵みを知っていただきたいと思います。
(PBA制作「世の光」2017.12.27放送でのお話より )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「豊かな実を結びます」です。ヨハネの福音書12章24節を読んでみましょう。
「まことに、まことに、あなたがたに言います。一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままです。しかし、死ぬなら、豊かな実を結びます。」(新改訳2017)
イエスが十字架にかかられる一週間前のことです。イエスの人気は非常に高まり、たくさんの人々がイエスのもとに集まってきていました。そこにユダヤ人ばかりではない、ギリシャ人もいてイエスに弟子入りを求めていますね。今日読んだ箇所はそのギリシャ人に向けて語られた一節ですね。
ところで私が小学校6年生の時ですが、ちょうど三浦綾子原作の『塩狩峠』という小説が映画化されていました。確かその小説の中にこの一節もあったように記憶しています。その小説は永野信夫(※実名は長野政雄)という主人公が北海道の塩狩峠でという場所でブレーキが利かなくなって暴走した汽車の車両を自分の身を犠牲にして止めて乗客のいのちを救った実話に基づいたものです。その出来事を通して多くの人が永野信夫という主人公の聖書のことばに従って神と人を愛する生き方に感動し信仰を持っていきますね。まさに一粒の麦が死んで多くの実を結ぶということを、まだ小学校の私でありましたが印象深く心に残る形で教えられた小説でした。
もちろんそのような生き方は誰にでもできるわけではありませんし、イエス様がここで言われていることもそのようなことではないのだと思いますね。むしろ、弟子入りしようと面会を求めてきたギリシャ人たちの出来事を機会に、イエス様はこれからご自分にどういうことが起こるのかを示そうとしたのです。つまりイエス様はこれから華やかな舞台に出て行こうとするのでなくて、十字架の死に向かっていることを予告されたのですね。そしてそれはただ死で終わるものではなくて豊かな実を結ぶものであることを語っています。確かにイエスの十字架は痛ましい死でしたが、それは全人類の罪の赦しのための尊い犠牲でした。イエスの十字架を自らの罪の赦しと信じる全ての人々に神の救いと祝福をもたらすものでした。
ぜひ聖書を続けて読んで、あなたにもこのイエス様の十字架の素晴らしい恵みを知っていただきたいと思います。
(PBA制作「世の光」2017.12.27放送でのお話より )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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