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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■真直ぐに生きよう / 関根弘興

2011年07月25日 | Weblog
2011/7/25放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。

 えー、聖書を読んでいくと、たびたび出てくることばの一つに罪ということばがあります。聖書は、すべての人は罪をおかしている、神の前では皆罪人だ、と教えています。でもこの罪ということばは時々誤解を与えることばですよね。

 「あなたは罪人です。」なんて言うと「冗談じゃないよ。今まで人様から後ろ指指されたことなんてありませんよ。」とか、「お巡りさんのお世話などにはなった事がありません。」 まあこう考えることがあります。また時には、人と比べて「いや私より何々さんの方がよっぽど罪人ですよ。」と考えることがあるかもしれません。

 でも聖書は皆罪人だというのですが、もともとこのことばはどういう意味があるのでしょう。それはですねえ、罪ということばは「的外れ」という意味なんですね。「本来の状態からずれてしまっている」という意味なんです。要するにまっすぐではなく、ずれてしまっている状態を指しているというわけですね。

 ちょっと身体のこと考えていましょう。例えば体調がおかしくて病気になるということはどういうことでしょう。それは正常な状態からずれてしまっているということですよね。血圧が正常値よりも高いとか、血糖値が高いとか、本来のあるべき状態からずれを起こすことによって身体は病気になってしまうわけです。

 それでは私たちの心は一体どうでしょう。あなたは今日心に平安がありますか?

 また本来、人は愛されるべき存在ですよね。愛に生きるという姿は正常な姿です。しかしそれがずれていたらどうなるでしょう。そこには憎しみが増し分裂が始まります。そしてその結果大きな痛みを持つようになることでしょう。

 また生きる意味が分からなければ空しさが出てきます。でも本来、人は神様に創造されたものですから生かされているだけで存在そのものに意味があるし価値があるんです。でもズレが生じているとどうなるのでしょう。生きていてもしょうがない、自分なんて価値がないと勝手に見積もってしまうんですね。

 罪人とはズレ人のことなんですね。身体がずれていればすぐに病院に行って治療をしますよね。とするならば罪の解決のためにそのずれのためにあなたは一体どうしたらいいのでしょう。

 聖書のことばをお聞きください。
 ローマ人への手紙6章23節
 「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。

 実はイエス・キリストが一人一人に与えてくださる救いこそ、罪の赦しとまっすぐな人生を、生き方をあなたに与えてくださると約束しているんですね。

 (PBA制作「世の光」2011.7.25放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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