goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神のダイナマイト / 関根弘興

2011年07月18日 | Weblog
2011/7/18放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 新約聖書の多くの手紙を書いたのはパウロと言う人です。このパウロがローマの教会の信徒たちへ送った手紙の中にこういうことばが記されています。
 「福音は・・・救いを得させるさせる神の力です。」 (ローマ人への手紙1章16節)

 パウロはイエス・キリストによってもたらされた福音こそ神の力だと語っています。この力と訳されることばはギリシャ語ではデュナミスということばです。このデュナミスということばからダイナマイトということばも生まれるそういうことばなんですね。福音は神のダイナマイトだ、福音は固い岩をも吹き飛ばすダイナマイトなんだとパウロは言ってるんです。福音には力があります。

 どうしてそんなに力があるということが分るのでしょう。それは自分を考えるとよくわかります。

 私は牧師の子供として生まれましたけども中学生の時反抗し、聖書のことばがとても滑稽に思えたんです。経済的には貧しい中にあったにもかかわらず牧師である父は「神様は豊かな神様だ。必要を満たしてくださる神様だ。」と教会に来る人たちに語っていました。しかし私にしてみれば小遣いはもらえない、バスケットシューズも買ってもらえない、何でも我慢しなければならないような生活を見ていると、父が語る聖書のことばは嘘臭く、冗談じゃないという思いを持ったのです。反発をしながら中学を過ぎ高校生になった時、私は教会が合同で主催する高校生たちのバイブルキャンプという集まりに友達と一緒に参加しました。聖書には全く興味はありませんでしたけども、場所が軽井沢ということで、友人と一緒に出席したんです。しかし一度も聖書の話を聞いたことのない私の友人がその集まりの2日目にイエス様を信じ感動しているではありませんか。私はショックを受け、最終日の牧師の話を真剣に聞いたんです。しかし牧師の子供として育った私には、なーにも新鮮な話はありませんでした。しかしその牧師が、「イエス様はあなたの罪のために死んでくださった。」と一人一人を指さし語ったんです。私は考えてしまいました。もしイエス様が私の汚い罪のために命を捨ててくださったのならこのイエス様に背を向けて生きることはとても卑怯な生き方だ。そう感じたんです。そして、「イエス様、もしこれが本当ならえらいことです、イエス様ごめんなさい。イエス様私の心にお入りください」と短い祈りをささげました。

 あの小さな祈りから私のクリスチャンとしての生涯は始まりました。そして今イエス様の福音を一人でも多くの方に伝えたいと願っているんです。私にとっても福音はダイナマイトのようです。嘘臭い聖書のことばなんて冗談じゃないとうそぶいていた私の心も砕く力となったのですから。

 (PBA制作「世の光」2011.7.18放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

***

このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする