♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■本当の知恵  / 羽鳥頼和

2011年07月02日 | Weblog
2011/7/2放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。 

 辞書を使って「知恵」ということばを調べてみました。するといろいろな知恵が載っていました。例えば悪知恵、浅知恵、入れ知恵、後知恵、文殊の知恵などです。そしてその殆どが悪い意味で使われています。良い意味は文殊の知恵ぐらいですね。知恵とは辞書によれば「物事をよく理解し、うまく処理する能力」とあります。しかし実際にはこのような知恵は少ないのかもしれません。

 さて、聖書に出てくる知恵のある人として有名なのはイスラエルの王ソロモンです。当時ソロモン王の噂は遠い国まで届いていました。シェバの女王が噂を聞いて、ソロモンの所にやってきました。シェバとは今のサウジアラビアの辺りです。女王はソロモンに様々な質問をしました。ソロモンはすべての質問に素晴らしい答えをしました。女王は「私の聞いた噂はあなたの知恵の半分も知らされていなかった」(参照 列王記第一 10章7節、歴代誌第二 9章6節)という程ソロモンの知恵は素晴らしいものだったのです。

 このような素晴らしい知恵をソロモンはどのようにして得ることができたのでしょう。それは神様によってでした。ソロモンは神様から素晴らしい知恵を与えられたのです。

 新約聖書のヤコブの手紙3章17節には、神様が与えてくださる知恵は純真、平和、寛容、そして憐れみであり、えこひいきがなく、見せかけのないものである、とあります。これらの知恵の要素は普通の知恵とは随分違います。ここに述べられている神様が与える知恵は神様との関係そして人との関係をよりよくするものであるといえます。聖書の知恵とは神様を愛し人を愛することができる力であり、人生をよりよく幸せに生きるものとするものなのです。

 また聖書はソロモン王よりも知恵のある偉大なお方を教えています。それがイエス・キリストです。コロサイ人への手紙2章3節には「このキリストのうちに、知恵と知識との宝がすべて隠されているのです。」と言われています。人はイエス・キリストを知ることによって、本当の知恵を得ることができるのです。

 あなたもイエス・キリスト知るために、ぜひキリスト教会にいらしてください。

  ( PBA制作「世の光」2011.7.2送でのお話より )

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