中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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東京新聞12月20日朝刊の発言欄に掲載された藤沢さんというかたの投書を全文紹介します。
●「生きる権利」を大切に 会社員 藤沢記世美
東京都知事選と衆議院議員選挙が終わった。オセロゲームで石を返すように、民主党が自民党に替わっていった。有権者はどこを見ていたのだろう。なぜ自民党を選択下のだろうか。
2011年3月11日。東日本に大地震が起こり、大津波が日本列島を襲った。福島原発は天災と人災とで、世界に例を見ない3基もの原子炉でメルトダウンを起こした。そして世界は変わった。
放射能で汚染された土地で生活し、安全な食べ物はなくなった。五感で感じることのできない放射能が世界を覆った。当時、政府から「直ちに健康に被害はありません」と言われたのを信じたのか、今や「不安だ」と声に出す人は少ない。もうそのことは忘れたように、なかったかのように振る舞っている。
自民党政権が誕生することで、海外などでは日本の右傾化が進むのは確実と、大変懸念しているそうだ。当たり前だと思う。今まで大事に守ってきた平和憲法を変えてしまおうと、声高に叫んでいるのだから。
日本は本当に反省のない国だ。福島原発事故の責任を回避し、世界に放射能をまき散らし、垂れ流しているのに。原発をやめる決断もできずに開き直って「強い国を創る」などとうそぶく。こんな国を世界は自立した国家とは見ないだろう。
私たち一人一人がもっともっと「生きる権利」を大切にしなければいけないのではないか。自分自身の「生きる権利」さえも大切にできないのであれば、他人の権利を大切に思うことは不可能だと思う。
藤沢さんに賛成。
日本国憲法の前文では次のように述べられています。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
また、25条には次のように明記されています。
第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
原発を推進することは、安全と生存の保持に結びつかないよ。
原発を推進することは、世界の国民をひとしく恐怖に落とし込むことに通じるよ。
原発を推進することは、すべての国民が健康で文化的な最低限度の生活を営めることをさまたげるよ。
私は安全に健康に生きていきたいよ。
国がそれを阻害するってのはどういうこったい。
マヤ暦だと2012年12月21日で地球は滅亡することになっているという説があるけど、21日である昨日、自民党の安部総裁が、「原発の新増設もあり得る」、「停止中の原発も新たな安全基準に合致したら再稼働させる」とを明言しました。
マヤ暦の滅亡説、日本については政権をとった党が滅亡の道を選んだという意味で、あたっちゃったんじゃないの?
んじゃこれからは滅亡しないように修正していかなきゃ。憲法は「国民がもっている国の手綱」じゃ。手綱を引き締めてよい方向にもっていこうよ。
あたしゃ安心して酔っぱらいたいんじゃ。安全に飲みたいんじゃ。
これ以上放射能に悩まされたくないわい。
脱原発、卒原発に賛成だい。