日蓮宗の寺院「本覚寺」さんの門前に、こんな聖話が挙げられておりましたので、ご紹介します。
かたうどよりも
強敵(ごうてき)が
人をばよくなしけるなり
かたうど とは方人と書き 味方のことだそうです
味方よりも手ごわい敵方のほうが、人間形成には良いのですよ という意味です。
日蓮宗を布教するにあたっては、多くの弾圧がかけられました。弾圧に立ち向かった日蓮上人らしい、厳しい言葉です。
味方の優しい言葉の中では自分は鍛えられません。戦ってこそ強くなる。負けたとしても立ち直る意思があれば、強くなるのです。
ですから、敵さんには感謝しなければなりません。
できれば戦わずに済ませたほうがいい。それに越したことはないのです。
ということでしょうか
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