花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

軌道用地と鉄道用地 ③

2024年07月22日 | レモン色の町

早速、法務局へ出かけた。たいじゅさんと中村さんに背中を押されて・・・。法務局は民間に委託され以来、対応が良くなった。三重軌道が明治末期に敷設申請をしたとき、室山・八王子から諏訪に至り、そこから神社前を通過して東へ右折、諏訪新道を軌道として国鉄四日市駅まで伸ばす計画があった、と、たいじゅさんに教えてもらった。神社前を伸ばす計画があったか否か?そのあたりを調べるのが今回の資料だった。

左の東海道に橋が架かるカ所が、昭和初期に諏訪駅ができるところ。当店は新田町1489番地だから諏訪神社の敷地内であった。鳥居前から諏訪新道が伸びているのは今も変わらない。白の横線が後に出来る国道1号線である。

一番気になっていたのが、三重軌道が東へ軌道を敷く計画だったルートが、当店から嶋口屋の瀬古を通って沖の島へ抜ける斜めの道かな?と三人(たいじゅさん・中村さん・わたくし)が思ったが、この古地図により、瀬古への三重軌道さんの介入はなかったという結果になった。

補記 :三重軌道さんが、敷設する土地を買いあさっていた明治44年。上記の地図です。よく見ると、既に嶋口屋さんの路地は存在しておりました。解決!

軌道であるから道路の上に線路を敷くことになる。東海道をコッペル社製の機関車が、煙を出して走る風景を、是が非でも見たかったなぁ。

諏訪神社 鳥居南の川のクランクが、宮司さんが描かれた戦前の境内図と一致したので、掲載させていただいた。