新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

菜の花や

2008年02月22日 08時15分22秒 | 写真俳句・エッセー

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菜の花やもうこれっきり泣きません

 菜の花は、12月~5月に咲く。

 平凡なところが、個性かも知れない。

 子供時代を思い起こさせてくれる懐かしい花だ。

 ごく平凡な普通人の顔つきと雰囲気を持っている。

 どのように頑張って背伸びしてみても、皇帝や女王の雰囲気をつくり出すことはできない。

 それがこの花の美点だ。

 そこに私は惹かれる。

 菜の花の傍らに立つと、すっかり緊張感が解けて、安心してしまう。私だけのことだろうか。

 やっと来るべき処へ来られてよかったなあ、といった感じだ。

 花言葉の「快活さ」、「小さな幸せ」、「脱皮」などは、私が菜の花から受ける感興と合っているのかどうか。勉強下手な私なので、そのほかの花言葉は知らない。

「小さな幸せ」は、なんとなく合っていそうに思う。

 もうこれ以上は望まない謙虚な気持ちになれる。 

 さらに言えば、菜の花の前では、虚飾を脱ぎ捨て裸になれそうではないか。

      菜の花やもうこれっきり泣きません   鵯 一平

 これから仕事場へ。

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コメント (10)
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