新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

千々の思ひ

2008年02月04日 10時06分32秒 | 写真俳句・エッセー

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黄水仙千々の思ひの留め処(ど)なし

 今日は立春。

 昨日の雪で、朝から交通上のトラブルが多いようだ。

 雪国の人たちにはチャンチャラおかしいほど少ない雪にもかかわらず、こちらでは大騒ぎになる。

 怪我のないよう注意してもらいたい。

 今日の写真は、蔵出しの「黄水仙」。昨年の3月21日に撮影したもの。

 晴れた日和だったが、季節特有の風が吹いていた。

 黄水仙も鈴蘭もほどよく咲いていたのに、風が撮影の邪魔をした。

 黄水仙は茎の割りに花が大きい。チョットした風にも大きな反応を示す。

 しかも、風の強さによっては、バラバラの方向に揺れる。

 自己主張が強いのか、一方向に揺れてくれない。

 ある程度納得できるまで、数十カットほどは撮ってしまうこともある。

 もちろんそれは風のせいでもなく、黄水仙のせいでもない。

 私の撮影技術と割り切りの悪さが原因なのだ。

 幾人かの女性に囲まれながら、A子さんかB代さんかC枝さんかを決めかねているような優柔不断。

 これではまるで、艶福家の光源氏みたいではないか。

(そう言えば、今年は源氏物語の千年忌とか?)

 そのような経過を経て、この黄水仙の写真となった。

 愚痴っぽい言い訳話でした。

   黄水仙千々の思ひの留め処(ど)なし   鵯 一平

 風に吹かれている黄水仙の傍らで、さすがの鉄人も思いが乱れているようだ。

 彼をここまで悩ませているのは何か?

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コメント (8)
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