![Simg_0379t Simg_0379t](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/f4/d696c68f75623d7461c3182e2c6349f3.jpg)
なんとなく体調が優れない感じがしたためか、いつの間にか酒から遠ざかっていた。
医師から禁酒や断酒を勧められたわけではない。
自然にそんな状態になっていたのだ。
それまでは、煙草は止められても、酒を止める気持ちはなかった。
ほぼ30年前から煙草は止めていた。
酒は加齢と共に徐々に強くなり、止めることが億劫になってきていた。
にもかかわらず、酒から遠ざかり始めて、もう七ヶ月も経っていた。
「禁酒だ!」だの「断酒だ!」だのと仰々しく宣言したりもせず、いつの間にか遠ざかっていたのだ。
二つの臓器に癌が巣くっていたのだから、自然だったのかもしれない。
とすると、自然のシグナルをしっかり受け止めていたことになる。
それほど私の神経は繊細だったのか?
そんな他愛ないことを考えながら、昨日、強風の中、紅梅の咲き具合を見に行ってみた。
やはり、蕾は固かった。
雪のせいなのだろうか。気に入っている紅梅なので、開花が待ち遠しい。
写真の紅梅は、昨年2月9日撮影。
紅梅や酒断ちてまだ七ヶ月 鵯 一平
紅梅や酒断ちてはや七ヶ月 鵯 一平
「まだ七ヶ月」なのか「はや七ヶ月」なのか。
微妙な違いは、呑んでみたときに実感できるように思う。今は判別できない。
一方の心は、「もう少し待とうよ」と言っており、片方では、「もういいのではないか」と誘っている。
医師のオフイシャル見解は、「ああ、もう何をしてもいいですよ!」、と至極楽観的なのだ。
でもここは、我慢のしどころかも知れない。
ちなみにカミさんの見解は、「とんでもない、まだまだダメよ!」、である。
これから仕事場へ向かう。
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