安全問題研究会~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

【管理人よりお知らせ】アクセス解析の結果について

2014-04-09 23:21:18 | 運営方針・お知らせ
3月下旬、gooブログのアクセス解析無料キャンペーンが実施されたのに伴い、アクセス解析を実施しました。その結果をお知らせします。

まず、この間のアクセス数は、ユニーク(来訪者数)が200~250程度と、それ以前と同程度で推移しましたが、3月末になって100~150程度に急落しました。年度末は進学や就職、転勤などで環境の変わる人が多いせいか、毎年、アクセスが一時的に急落する傾向があります。人々の生活が落ち着く4月下旬頃には例年、アクセス数も持ち直しますので、今回も急落は一時的なものと思います。

この間、検索されたキーワード上位で特徴的なものを挙げると、「郡山市長」「田子倉駅」の2語は相変わらず1、2位を争っており、もはやネット閲覧者が当ブログにたどり着く上で「鉄板キーワード」と化した感すらあります。今後も検索上位が当分続くでしょう。「中村重男」「ながほり」というキーワードも根強く検索がありますが、これはJR福知山線事故の影響です(NHK「プロフェッショナル・仕事の流儀」で取り上げられた居酒屋「ながほり」の店主、中村重男さんは、妻をJR福知山線で失っています)。「日本航空」「123便」「墜落事故」「管制官 失職」など航空安全に関係するキーワードも相変わらず検索されています。アクセス解析期間が3月だったせいか、地下鉄日比谷線事故に関係するキーワード、「甲子園 珍しいプレー」など選抜高校野球に関係するキーワードも上位に来ています。

これまで、当ブログのアクセス解析では常に検索キーワード上位に来ているのに取り上げてこなかったものとして、「杉原千畝」「杉原幸子」というキーワードがありますが、今回も上位に来ました。杉原千畝は、言うまでもなく、第2次世界大戦中に在リトアニア・カウナス総領事を務め、日本政府の命令に背いて、ナチスの虐殺からユダヤ人を救うため、通過ビザを発給し続けた人物。また、杉原幸子はその妻です。「6千人の命のビザ」という作品でご存じの方も多いと思いますが、当ブログでは、杉原幸子さんの訃報を2008年10月11日付記事で伝えています。

杉原千畝、幸子夫妻の名前でのキーワード検索は、断続的にアクセス上位に来ていましたが、昨年からキーワード検索上位が固定しています。推測ですが、このキーワードが上位固定になった原因として、昨年の麻生副首相兼財務相による「(改憲に関して)ナチスの手口に学んだらどうかね」発言や、今年、都内で相次いだ「アンネの日記」破損事件などが影響していると見て間違いないと思います。6千人のユダヤ人の命を救った杉原の業績に光が当たるのは当ブログとしても嬉しいことですが、そのきっかけが日本国内での差別排外主義の高まりであるとするなら、手放しで喜ぶことはできません。

対照的に、今回、JR北海道の安全問題では動きがほとんどなかったせいか、JR北海道関係の検索キーワードはほとんど圏外でした。

1日の中でアクセスの多い時間帯は、概ね7時~8時台、19時~0時台が多く、朝の通勤時間帯、また夜から深夜にかけての時間帯となっています。

アクセスに使われているブラウザは、Bingbot、Googlebot、safariがアクセス解析期間中、ずっと3強を独占し続けました。しばらくこの傾向は変わらないのではないかと思います。safariは、iPhoneに標準で実装されており、当ブログのiPhoneによる閲覧が多いことが前回に続いて示されました。7時~8時台にアクセスが多いことと併せると、当ブログが都市部の通勤・通学者によって、主にiPhoneで閲覧されている様子が窺えます。

以上が、今回のアクセス解析の結果です。
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