人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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国は今こそ貨物列車迂回対策を!

関西私鉄4線の完乗達成

2012-06-09 22:46:42 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
関西方面に出かける用事があったので、空き時間を利用して乗りつぶしに行く。妻の都合もあり、家をかなり早めに出たため今日は時間がある。

まず、最初は阪急宝塚本線だ。この路線は2006年に一度乗ったような記憶もあるが、乗車記録がなく確信が持てない。とりあえず、今日確実に乗車を確定させておきたいので、梅田から宝塚まで全線乗り通す。

宝塚から三田まではJR福知山線で移動。ここから、今日のお目当ての神戸電鉄だ。神戸電鉄は、三木鉄道が廃止される際、北条鉄道にも乗りに行き、その帰りに粟生線(粟生~鈴蘭台)及び有馬線(鈴蘭台~新開地)のみ乗車している。

まず、三田から公園都市線・ウッディタウン中央行きがあったので乗る。関西私鉄で狭軌は南海くらいで珍しい。三田からしばらくは、先日乗った泉北高速鉄道のようなニュータウンの雰囲気が漂うが、泉北沿線ほどではなく、郊外の雰囲気も漂う。

ウッディタウン中央から横山まで折り返し、有馬温泉まで行く。有馬温泉には2010年4月に一度、訪れているが、この際は帰りにバスを使ったので、神戸電鉄には乗らずじまいだった。

有馬口を出た電車は、50パーミルという長く急な坂を上る。先日訪れた南海高野線にも最大50パーミルの勾配があった。関西の私鉄はどこも大胆だと思う。途中、朽ち果てたホームの跡を通過し、その後すぐトンネルに入る。ホームの跡は正確にいうと新有馬駅で、1975年から営業休止となったままもう40年近くもの長い眠りについている。それなら駅を廃止すればいいのにと思ってしまうが、廃止すると施設の撤去費用がかかるため、休止のまま放置されているのだという。これだけ休止が長いと実質的には廃止ともいえ、営業再開の目はほとんどないと思う。

本当はここまで来た以上温泉に入りたかったが、今後のスケジュールもあり、やむなく先を急ぐ。有馬温泉から折り返し、50パーミルの坂を下りながら有馬口へ。有馬口からは新開地行きに乗り換え、南へ。途中、菊水山駅跡を通過。ここも2005年から営業休止となっている。神戸電鉄は準大手私鉄扱いだが、電車ということもあり、スピードはそれなりに速い。

新開地からは阪神本線で梅田へ。

【完乗達成】阪急宝塚本線、神戸電鉄公園都市線、三田線、有馬線

一気に4線を制覇し、これで2012年の完乗は12路線。半年で2桁の大台に乗った。やはり、完乗は意識的に進めればちゃんと進むのだと、改めて思う。

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