【夏休み】南会津保養記３～雨の中、有名ケーキ屋を訪れ帰宅へ

旅も３日目。「昭和館」で朝食後、９時過ぎにチェックアウトする。今日は終日雨の予報で蒸し暑い。妻の希望で柳津町にあるケーキ屋、パティスリー塔乃坊に行くことにする（リンク先は旅館「あづまや」になっているが間違いではない。旅館にケーキ屋が併設されているのだ）。

１０時半頃到着したが、パティスリー塔乃坊は１１時開店という。３０分ほど時間があるので、近くにある円蔵寺（サムネイル写真）を訪れた。断崖の上に建てられており、すごいお寺だ。

４００年ほど前（つまり１６００年代の江戸時代）、大地震で円蔵寺は大規模な修復が必要になったという。しかし、こんな断崖絶壁の上に材木を運び上げるのは容易でなく、人々が難儀しているとき、どこからか大勢の赤牛が現れ、材木運搬を手伝ってくれたことから円蔵寺の修復が成功したという。この伝説が、福島・会津における「赤べこ」の発祥となっているそうだ。

１１時になったので、円蔵寺を辞し、パティスリー塔乃坊に入る。さすがに味は確かで、白河近隣のケーキ屋にはないものだった。

その後は会津坂下町から会津若松市を経て国道４９号～１２１号～２８９号で帰宅。