人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
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国は今こそ貨物列車迂回対策を!

阪堺電軌に乗る

2009-09-14 22:48:49 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
所用で大阪に出かけなければならないので、ついでに未乗車だった阪堺電軌に乗ることにした。前から乗ってみたかった路線だ。

朝10時前、大阪環状線で新今宮へ行く。新今宮駅そばにある南霞町駅で全線フリーきっぷ(600円)を購入。今日の私のプランでは、ノーマル運賃で乗れば980円かかるはずなので、この方がお得である。

南霞町駅から恵美須町駅へ1駅戻り、まずは阪堺線(恵美須町~浜寺駅前)へ。専用軌道になったり、道路に出たりを繰り返しながら1時間で浜寺駅前に着く。阪堺は大阪の市街地を走るが、車が自由に線路内を走行できる区間は東玉出~住吉鳥居前くらいで、後はほとんどが専用軌道か、道路上でも車道と区切られた線路上を走る。専用軌道区間は50km/hくらいの速度は出ており、道路区間が少ないこともあって、かなり定時に近い運行ができるようだ。

浜寺駅前からは再び阪堺線で折り返す。阪堺はほとんどの区間が南海本線と並行しており、浜寺駅前~船尾間で南海をオーバークロスする。車道と区切られていても、道路区間は交通信号に従って走る。路面電車走行可を表す黄色い矢印のある信号も、ずいぶん少なくなってしまった。

住吉で列車を降り、住吉公園まで上町線に乗る。住吉公園からは天王寺駅前行き電車で折り返す。午後0時半過ぎ、天王寺駅前に着いた。

【完乗達成】阪堺電軌(阪堺線、上町線)

路面電車は日本国内を見ると少なくなってしまったが、それでも公営・民営合わせてそこそこの数の事業者が頑張っている。路面電車の企業は大きく分けて公営、民営(バスと兼業)、民営(路面電車専業)の3つに分かれるが、概してバスと兼業の大手私鉄は廃止が早かった。民営で残っているのは、路面電車専業のところやバスと兼業でも中小が多い。路面電車専業は阪堺や長崎電気軌道、バスと兼業は広島電鉄や豊橋鉄道などが代表的だろうか。公営では地下鉄を抱えながら路面電車も経営している東京都と札幌市が特異な例と言えるかもしれない。

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