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JRおおさか東線延伸7年遅れへ、用地買収まだ3%

2009-06-25 22:33:14 | 鉄道・公共交通/交通政策
JRおおさか東線延伸7年遅れへ、用地買収まだ3%(産経新聞)

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 大阪府東部を南北に走るJRおおさか東線(久宝寺-新大阪、20.3キロ)で未開業となっている放出-新大阪間(11.1キロ)の開通について、当初予定の平成23年度末から30年度末まで大幅に遅れることが25日、確実になった。用地買収が3%しか済んでいないことなどが理由。府やJR西日本が出資する整備主体の第三セクター「大阪外環状鉄道」は同日、国土交通省に工事期限を30年度末まで延長する申請を行った。

 同社は23年度中の全線開通を目標に11年から建設工事に着手。最優先区間として整備していた久宝寺-放出間(9.2キロ)は20年3月に開通したが用地買収などで遅れが生じており、その影響で放出以北の着工は19年度からとなってしまった。このため、放出-新大阪間で必要な土地約1900平方メートルのうち3%しかまだ取得できていないでいる。

 また、当初は西吹田(仮称)-新大阪間は東海道線に沿って新たな線路を敷設する計画だったが、線路予定地にはマンション2棟が建っており、膨大な補償費用の問題が発生。既存の梅田貨物線に直接つないで新大阪に乗り入れするよう計画の変更を余儀なくされた。

 同社は今回、工事期限延長とともにこうした計画変更も申請。今年夏から、乗り入れに向けた新大阪駅の改良工事などに取り組むことにしており、「開業が大幅に遅れてしまい沿線の方々に大変申し訳なく思っている。30年度中には完成させ、利用しやすい鉄道にしたい」としている。
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開業は平成30年度…9年も先なのか。公共事業見直しの気運は年を追うごとに強まっており、ひょっとするとこのまま計画中止ということもあり得るかもしれない。

しかし、ここの開通が遅れるということは、淀川にかかる城東貨物線「赤川橋梁」(動画)も鉄道・歩行者兼用の現行スタイルのまま遅くまで残るわけで、鉄道ファン的にはそれもいいかな、という気がしないでもない。

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