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プラネタリウム番組についての思いつき

2013-08-15 18:00:28 | 映像ノート
  子連れで楽にまわることのできる施設に科学館がある。多くの場合、プラネタリウムも併設されており、足休めに観覧することが多い。プラネタリウム番組には王道パターンというものがあって、冒頭10分間ぐらいで星座の解説をし、その後30分程度アニメーションの上映を行う。事実上の安い映画館である。

  先日、小牧市のプラネタリウムで『ONE PIECE』を観てきた。いつ頃かはよく覚えていないものの、横浜で『星の王子様』、小牧で『スターリーテイルズ』、岐阜で『名探偵コナン』を観た覚えがある。『名探偵コナン』は星とは全然無関係な内容で、『ONE PIECE』は星を題材にはしているものの、プラネタリウムで上映する必然性を感じなかった。テレビで見ても大して変わらないだろうと思わせるクオリティだった。『星の王子様』はなかなかだったけど、暗い話なので我が子は全然喜ばなかった。

  大人の目から見ると、『スターリーテイルズ』はドライブ感があって面白かった。作り手が180度の視覚体験に意味をわかっており、映像が奥の方に向かってに進んでゆくと、椅子に座っている観客も前に進んでいるかのような錯覚を覚えさせる作りになっている。ただ、子どもに言わせると「空を飛んでいるようで怖い。車酔いしそうな気持ち悪さもある」とのことである。子ども受けを狙うかクオリティを追求するかというジレンマはどこにでもありそうな話である。

  ところで、これらプラネタリウム番組ってどこかの機関が保存しているのだろうか。DVDになっているものもあるようだが、そもそもすべてが市販されるわけではないように見えるが。

  
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