ひろの東本西走!?

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神陵ヨットクラブ艇庫

2009-08-02 09:53:06 | 近代建築

休日の会社行事でミシガンクルーズ(ハックルベリーダイニング付き)を楽しんだ昨日(但し乗船前は大雨、乗っている間も雨----まあ、我々はダイニングルームでビールを飲んで腹一杯になるまで食べてただけですが(汗))、ちょっと早めに現地に行って、近くにある神陵ヨットクラブ艇庫を探訪しました。ここは「湖国のモダン建築」で紹介され、yumeさんも2回訪れておられますね。

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京都の第三高等中学(京都大学の前身の1つ)では1912(大正元)年に三保が崎の地にれんが造の艇庫を建設し、戦後に三高が廃止された後はOBによる神陵ヨットクラブの艇庫に引き継がれて今日に至るそうです。妻壁には三高の校章(桜に「三」の文字)が大きく描かれていて印象的です。

最初は対岸から写真を撮り、その後で艇庫が建っている岸壁側に回ったところ、男性2名がおられて艇庫の扉を開け始められました。更に年配の方が数名姿を見せられ、三脚のセットをされたりも。後からネットで調べて知ったのですが、何とこの日は神陵ヨットクラブ創設50周年記念行事が開催されるとのことで(11:00 艇庫集合:クラブ・艇庫の現状報告・記念写真撮影 ほか)、私が行ったのは丁度その直前だったのでした。何という偶然!

「たまたま来たのですが」と声をかけて、少し外から艇庫内部を覗かせて頂きました。ここに置いてあるヨットは470級という小型のもののようです。木造の屋根部はさすがに傷みもありますが、梁などはきちんと補強されています。何せ築後100年近い建物ですし水際にあるので、傷みがあって当然です。それよりも、よくぞ保存され、今もなお現役の建物として活用されていることに驚きを覚えると共にとても嬉しく思います。側壁(腰壁)は煉瓦であることもよく分かりますね。

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今回の写真では、上のアングルが一番のお気に入りです。

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この日は天気が悪くて写真には冴えがありませんでしたが、実に素晴らしいものを見せて頂きました。この艇庫がこれからも大切に使われると共に、神陵ヨットクラブさんのますますのご発展をお祈り申し上げます。


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