守口市探訪の続きです。
当初目的地の小学校が既に建て替えられていたため駅に戻ることにし、帰りは別の道を通ってみました。
えらく背が高くて立派な門柱が目につきました。家も手前は改装されているようですが、門扉も含めてちょっと不自然なバランスです。
で、あたりを見回すと、同様な門柱を持つ長屋と思われる住宅がありました。更に門柱が異なったタイプ(背が低い)のお宅もあり、なるほどこの辺りはかつて前庭付きの長屋が並んでいたものと思われます。
そろそろお昼です。そこで目に止まったのがこちらの茶房「石乃」です。名前からして和風ですし、ショーウィンドウも独特の雰囲気ですが、抹茶や甘み処といった完全な和風喫茶(?)ではなくコーヒーも飲めるみたいです。中の照明も良さ気。
お店に入ってみると・・・ほおーっ、和風基調ですが洋風のテイストもあり、これまでにあまり見たことのない佇まいです。カウンターの中は寿司屋か和風料理店のような感じでしょうか。これは興味深い!
お店の方に少し話を伺うと、2月で40周年とのことで、以前は内装(天井など)ももっと和風だったそうです。カウンター下部やテーブル席の腰壁には渋い色の竹が使われ、何ともいえない良い味を出していますね。
障子のほの暗さも素晴らしいです。
壁面照明の傘に使われているのはセルロイドでしょうか?爪でちょっとコツコツと叩かせてもらったのですが、セルロイドなのか他のプラスチックなのか、はたまた貝のようなものかよく分かりませんでした。セルロイドは一般的に熱に弱いはずですが、照明による熱くらいなら大丈夫なのかな?
中の白熱灯の色で照明全体の色合いも変わり、それも良い感じです。
「石乃」さんではお話を伺いながらカレーライスを頂き、ホットコーヒーを飲んでくつろぎました。確か2/14・15に40周年記念でお店も飾り付けをされる(?)とのことで、ぜひ来てくださいと誘って頂きました。ただ、平日だとちょっと行けないんですよねえ。。。
◎貝ステンドの照明について(2012-01-17追加)
ぷにょさんから「疑いもなく貝ステンドと思ってました」とのコメントを
頂いた照明ですが、以前、阿倍野元町で休憩した
コーヒーショップ「ピエロ」で見たものと非常によく似ています。
デザインは殆ど同じで、1片1片の形と大きさが若干異なるようです。
で、「ピエロ」では傘が下向き、「ミキ」では上向きとなっています。
「ピエロ」では貝で作られていると聞いたので、「ミキ」のステンドも
やはり貝製なのでしょう。ひょんなところで繋がりました。これもまた
面白いですね。
私も守口の探訪をしたとき、石乃さんに入りました(笑)
お話などは伺わなかったのですが、40周年なのですね。
照明もいい感じです。
昔海辺のみやげ物屋で必ず売ってた風鈴(というかモビール?)と同じやつですよね!
こんばんは。
石乃さん、いいですよね。
照明も素晴らしいですし。
もっと和風だったときの佇まいも見たかったです。
>貝でしょう!私は疑いもなく貝ステンドと思ってました。
やっぱり貝ですかね?
表面に年輪のような紋様がついていたので、そうかもしれないとは思っていましたが、ぷにょさんのお墨付きがあれば間違いなしですね。
そうそう、昔は海辺のみやげ物屋で売ってました!