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関西洋風建築めぐり講座 「比叡山延暦寺 大書院」

2018-07-22 18:34:23 | 近代建築

土曜日(7/21)は関西洋風建築めぐり講座で「比叡山延暦寺 大書院」を見学してきました。この講座は”洋風建築”が対象ですが、時には和風建築で素晴らしいところが見学先になることがあり、今回はそれに該当しました。

大正6年に東京で建てられた煙草王・村井吉兵衛の本宅(設計:武田五一・岡田信一郎、棟梁:小林富蔵)が後に移築されたもので、延暦寺では迎賓館として使用されました。川島智生先生のレジメによると、”大正期我が国の住宅建築における最高レベルの建築空間”とのことでした。京都駅からバスで一時間強と遠く、山上とはいえ暑かったですけれど、多少は風もあって下界よりはしのぎやすかったです。また、途中の比叡山ドライブウェイからは琵琶湖周辺の景色も見え、なかなか快適なドライブとなりました。秋には紅葉のトンネルや色とりどりの山々で美しく見ごたえがあるでしょね。ただ、狭く曲がりくねった道でのバスと乗用車のすれ違いはなかなかスリルがありました。元々、長らくペーパードライバ―ですが、あんなところで大型バスとすれ違う自信はとてもなし(汗)。

以下が大書院です。 内部写真のブログなどへのアップは不可ですので、外観および玄関・車寄せなどの写真のみアップします。

大書院は全体的な佇まいが素晴らしく、正しく川島先生が書かれていた”大正期我が国の住宅建築における最高レベルの建築空間”で、特に内部は見所がいっぱいで全て極上でした! 欄間・床の間・襖と襖絵・障子・天井・照明器具・引手・釘隠し・数々の調度品 etc. とても書ききれないです。お庭の緑も美しかったです。

私の失敗は、荷物を一ヶ所に置いて先生の案内/解説で館内を回るときに、資料や図面等を全く持たなかったため、今どこの部屋にいるのか、そこでのポイントなどがよく分からなかったことでした。
また、写真を撮っていて常に先生の説明に遅れてついていったため、理解不足が助長されてしまいました。これはいつものことか(^_^;)。ですが、あの極上の空間に身を置くことができて感激しましたし、暑い中を遥々行った甲斐がありました。


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