2月8日 脳と眼の検診の日






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2月8日 脳と眼の検診の日

今日の検診は眼と脳のふたつあり、眼の検診は地花クリニック、脳の検診は中頭病院であった。しかし、私はふたつの検診を中頭病院でやるものだと勘違いして中頭病院に行った。
退院した時に検診の予約表をもらったが、
H29年2月7日、9:00、ク眼科―視力眼圧ミドリンP散瞳 OGT (M)オブ
H29年2月7日、10:30、脳神経外科 GIフォロー

と書いてあったので、中頭病院で9時からは眼の検診をして10時30分から脳の検診があると思っていた。しかし、中頭病院の自動受付け機にカードを挿入すると脳の検診の受付表は出たが眼の検診の受付表は出てこなかった。変に思い受付係に予約表を見せると眼の検診は知花クリニックだと教えた。ク眼科のクは知花クリニックのクであった。私は知花クリニックに向かった。
 実は入院しているときに脳内出血よりも糖尿病のほうが深刻であることが分かった。脳内の出血は止まったから血圧を押さえていれば出血はしない。入院しているときは160以内を維持していた。退院したあとに200になったが、医師は血圧は下がるから心配する必要はないと言った。血圧の薬を飲んでいればよっぽとのことがない限り出血はしない。安全である。しかし、糖尿病は安全ではなかった。糖尿病が原因で足裏のしびれと眼底出血があったのだ。
私の足の裏は1年前からしびれるようになっていたが、しびれの原因は糖尿病だった。68歳の高齢になれば足のしびれくらいはあるだろうと、私は高齢が原因だと考え、足がしびれるのは仕様がないと思っていた。しかし、しびれは年齢の性ではなく糖尿病が原因であった。私は知らない内に重い糖尿病になっていた。
血糖値は入院中に300を何度も超えた。普通は100くらいらしい。私は3倍も血糖値が高かったのだわ。病院では200を超すとインスリンを駐車したが、食後はいつも200以上あり、インスリンの注射をした。
糖尿病が進行すると足に釘が刺さっても痛くなくなり、痛くないので病院に行かないで治療をしなかったために足を切断してしまう。そんなケースが沖縄では多いと看護師たちは話した。入院中は糖尿病の恐ろしさを何度も聞かされた。

 中頭病院に入院している時に知花クリニックから来た眼科の医師が眼の検査をしたら、眼底から出血していることが判明した。
「うわー、流血している」
眼を検査した医師は言った。その時にレーザーで治療しなければならないと言っていた。
 2月7日は知花クリニックで再検査する日だったが、再検査というより、眼球の写真を撮り、私に症状を説明した後にレーザー治療をするように進言する日だったと言える。眼球の裏側が出血しているのは中頭病院で検査した時に分かっていた。

 私の病気は糖尿病網膜症である。糖尿病網膜症についてネットで調べた。
糖尿病網膜症とは、糖尿病が原因で目の中の網膜という組織が障害を受け、視力が低下する病気らしい。 網膜とは、目の中に入ってきた光を刺激として受け取り、脳への視神経に伝達する組織で、カメラでいうとフィルムのはたらきをしている。 糖尿病網膜症は、糖尿病腎症、糖尿病神経症と並んで、糖尿病の三大合併症といわれている。

近年、食生活の変化や内科診断の進歩にともなう糖尿病患者数の増加と、糖尿病治療の進歩による糖尿病罹患期間の長期化により、その合併症である糖尿病網膜症の頻度もいちじるしく増加しているとネットでは説明している。糖尿病に10年以上罹患すると、その約50パーセントに網膜症がみられ、20年以上では、約80パーセントに網膜症が合併するとされている。そのため最近では、糖尿病網膜症は、中途失明原因の第1位となっています。
ネットの説明から考えると私は10年近く糖尿病だったということになる。私は自分で質素な料理を作り食べている。酒も1か月に一回くらいしか飲まない。暴飲暴食とは無縁な私が10近く糖尿病であったとは信じることができない。しかし、足のしびれ、眼底出血をしているのだから否定することはできない。

精密眼底検査をすると糖尿病網膜症はその進みぐあいにより大きく三段階に分けられるという。

1単純糖尿病網膜症
針の先で突いたような小さな点状出血、それよりやや大きめの斑状出血、毛細血管が膨らんでできる毛細血管瘤、脂肪やたんぱく質が沈着してできたシミ(硬性白斑)、血管がつまってできたシミ(軟性白斑)などが眼底所見として見えます。視力には全く影響がなく、血糖コントロールをよくしていると自然に消えてゆきます。

2増殖前網膜症
軟性白斑というシミが多数出てきたり、血管がつまって酸素欠乏になった部分があちこちに出てくると、新生血管が出てくる前段階になります。静脈が異常に腫れ上がったり、毛細血管の形が不規則になります。正確な状況をつかむために蛍光眼底造影(血管造影)をすることがあります。この段階でも視力に影響がありませんが、危険な状態に一歩踏み込んでいます。この時期にレーザー光凝固をすると最も良い効果が得られます。.

3増殖網膜症
新生血管(正常ではないはずの新しい血管が硝子体にのびてくる)、新生血管が破れて起こる硝子体出血、増殖膜、網膜剥離という重症な段階です。新生血管が出てもまだ自覚症状はありません。この段階でレーザー光凝固をすればまだ間に合うことも多いのですが、硝子体出血や網膜剥離を起こすと、なかなか自然に治ることは少なくなります。この段階になって目の中に煙のすすがたくさん出たり、赤いカーテンがかかるなどの自覚症状が出てきますが、相当に進んでしまって手遅れに近いのです。

これらの三段階がどのくらいのスピードで進むかは、人によって違います。血糖コントロールがきちんと行われている人は進むのが遅く、また最終末期の網膜剥離にまで至らずに、途中で進行が止まり安定することも多くあります。概して比較的若い人(40~50歳以下)は進行が速いので注意を要します。

私の場合は第2段階だろう。目がぼけてしまう目薬りを入れたのは蛍光眼底造影をするためであった。看護師は瞳を大きくする薬だと言っていた。目薬を入れてから写真を撮った。

 医師はカラー写真を見せながら、赤い粒々が流血であり、それをレーザーで焼いて固まらせると説明した。粒々は30以上もあった。糖尿病が原因でできた粒はなくなることはないという。だから、レーザーで焼いて凝固させて大きくなるのを防ぐ。だから、眼球の治療というより症状を進行させないための処置であると言った。レーザーで焼くと視力は落ちてしまうという。それに凝固に失敗して流血してしまうこともあるという。その時には手術して眼球を洗うらしい。流血する確率は33%だと医師は言った。気持ちが暗くなる話ばっかりだ。
 視力は落ちる。出血する可能性33%だとショッキングな話を聞かされた私のショックは大きかった。レーザー治療はやりたくないというのが正直な気持ちであるが、治療しなければ失明する恐れがある。失明するのはいやだからやっぱりレーザー治療をやった方がいい。
 レーザー治療の同意書をもらって知花クリニックを出た。中頭病院に脳検査をするためにいかなければならないが困ったことになった。眼球を撮影するために目薬を入れたが、目薬のために視界がぼやけて見えた。3、4時間はぼやけるという。老眼でぼやけているのに加えて眼薬でもぼやけてしまった。車の運転が難しい。ぼやけていてもなんとか運転はできるだろうと車に乗ったが、運転するのはヤバかった。運転するのをあきらめてタクシーで行った。

 中頭病院でCTを撮った後に脳の写真を見ながら医師から離しを聞いた。
 脳の出血は止まり、出血した血も吸収されているという。出血した箇所に白い部分があったがそれは血ではないと医師は話した。脳内出血は1件落着である。半年後に検査をするということになり、中頭病院での検診は終わった。病院を出たが、眼はまだぼけていた。タクシーで行くと10分もかからない。知花クリニックに到着しても車を運転できないだろう。私はタクシーに乗らないで歩くことにした。
 
 脳内出血と眼底出血の両方に襲われたのは大きなショックである。中上病院を退院した後は脳出血の後遺症があり文章が書けなくなっていた。なんとかして書いたが数倍の時間がかかったし思うようには書けなかった。しかし、脳内出血で入院したのはよかった。脳内出血しなければ糖尿病は進み、眼底出血はもっと悪化していただろう。脳内出血で入院したから糖尿病が分かり、足のしびれの原因、眼底出血が分かった。
 これからは血圧と糖尿病について研究し、食事を変え、運動などをして血圧と糖尿病を改善していこう。

歩きながら考えた。4月出版予定の「沖縄内なる民主主義12」をどうするかについてだ。私は3カ月毎に「沖縄内なる民主主義」シリーズと評論または小説の2冊ずつを出版しようと思っているし、やってきた。出版するために二カ月で原稿を書き、1カ月で編集するというやり方で通してきたが、今回は脳内出血で入院し、退院した後も後遺症で書くことが疎かになって、1月で原稿を書き上げなければならなかったのに半分も書いていない。
しかし、4月に出版はしたい。どうすればいいか。あれこれ考えた。あれこれ考えている間に知花クリニックについた。目はまだぼやけているが、なんとか運転はできそうだ。私は車に乗り家に向かった。
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