恐怖の日曜日 血圧が199に・・・






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恐怖の日曜日 血圧が199に・・・
 恐怖の日曜日だった。血圧があれよあれよという間に199になったのだ。
 朝起きてすぐに血圧を計ると125であった。いつもより少し高い。退院した時には血圧を抑える薬2種類をもらった。朝食後にはアムロンジビンOD5㎎を朝食後に、コバシル4㎎を夕食後に飲んでいたが、中頭病院から指定された嘉手納町の池原内科ではコバシル4㎎は飲まなくても大丈夫だと判断してアムロンジビンOD5㎎だけを飲むようになった。
 朝起きてすぐに血圧を計ると110台が多く、たまには100台の時もあった。布団などを片付け、少し動き回った後に図ると110台か120台に落ち着いていた。だから起きてすぐの血圧が125というのは高い。布団などを片付けた後に計ると137であった。ちょっと動いただけで137になることは今まではなかった。気になった私は10分後に計った。すると144になっていた。運動をしたら144になるがなにもしないのに144になったことはない。変だ。私は血圧を何度も計った。する160を超えた。急いでアムロンジビンOD5㎎を飲まなければならない。しかし、アムロンジビンOD5㎎は朝食の後に飲むように指定しているが朝食はまだつくっていない。朝食をつくる余裕はない。私は妹が残していったパンとバナナとりんごを急いで食べてアムロンジビンOD5㎎を飲んだ。しかし、薬の効果はすぐにはない。血圧を計ると199になっていた。
 恐怖が走った。脳内出血をした私には血圧199は恐怖である。・・・もしかしたら再び出血するかもしれない・・・という恐怖が脳裏をよぎった。恐怖を解消するには病院に行くしかない。私は急いで着替えて、健康保険証や血圧を記録した「家庭用血圧記録ノート」を持って池原内科にいくことにした。車を走らした数分後に、今日は日曜日だから池原内科は閉まっているかもしれないことに気付いた。多分閉まっているだろう。開いている可能性はゼロに近い。
・・・行くのは止めよう・・・
と思ったが、車は走り出している。迷っている間も車は池原内科を目指して進んでいる。
・・・もしかしたら開いているかもしれない。閉まっていたら帰ればいい・・・
と考えた私は池原内科に行くことにした。
 大通りに出ると、比謝川の赤橋を渡り、細い2車線を抜けると国道58号線に出た。左折して数分すると池原内科が見えた。錆びたシャッターは降りていた。池原内科は閉まっている。日曜日だから当然である。がっかりしたが仕様のないことである。日曜日に来た私が悪い。私は家に帰った。

 血圧は170に下りていた。このまま下がり続けて120台になれば問題はないが、再び上昇して200になる可能性もある。私はできるだけ動かなかないで血圧を計り続けた。
 150台まで下がった。このまま下がり続けることを願ったが、しばらくすると上がり始めた。このまま上がり続けて200になったらと思うと恐怖だ。どうしよう。下がればいいが、上がり続けて200になれば脳出血するかも知れない。この恐怖を打ち消すのは私にはできなかった。これ以上血圧が上がったら家に居続けるのはできない。私は血圧が160台であったら家に居て、もし、170を超えたら救急車を呼ぶ決心をした。
 170を超えた。救急車を呼ぶ決心をした私からは血圧上昇の恐怖は消えていた。病院に行けるからだ。病院なら適切な処置をしてくれるだろう。
 119番に電話した。
「はい、こちらは消防署です」
救急車を呼ぶために電話したので「こちらは消防署です」と言われたのに一瞬戸惑ったが、救急車は消防署の管轄であることを思い出した。消防署員は住所と名前を聞いた。私は住所と名前を伝えた後に、救急車を要請する理由として私の症状を説明した。
15分後に救急車がきた。3人の消防署員がやってきた。一人が私に症状を聞きながら血圧を計った。190あった。私の予想通り血圧は200に達する可能性があった。

。救急車を呼んでよかった。

 と、思ったが、中頭病院で私は救急車を呼ぶべきでなかったことを痛感させられた。

 急患室に入った。中頭病院に脳内出血で入院したことと、救急を呼んだ理由を医者に説明した。医者は左右に額を押し感覚があるかを聞いたり、ろれつは大丈夫かと聞いたり、握力を確かめたり、足が動かせるか力を出せるかを調べた。全てが正常であった。それは当然である。私は脳出血を恐れ、出血をさせないために救急車を呼んだ。出血をしていないのだから正常であるのは当然である。
 ところが医者は私の判断が間違っていることを私的した。医者はしびれがあったり、手足の動きに異常があったり、ろれつがまわらなかったりした時に救急車を呼ぶべきであると言い、中頭病院は日曜日でも診療をしているから、血圧が高かったら診療を受けるべきであると言った。
 私だって救急車を呼びたくはなかった。しかし、池原内科が閉まっていたから救急車を呼んだのだ。それが間違っているかと言いたくなったがやめた。私の正しい行動はタクシーで中頭病院に行くべきだったということだ。次からはそうします。
 私は診療費を払って家に帰った。家に帰ると再び血圧200の恐怖がよみがえった。
 血圧を計ると150台だった。150台だとなんらかの拍子に200になるかもしれない。私は動かないでじっとしながら血圧が下がるのを待った。
 141になった。ほっとする。私はパソコンの前に座り、昨日書いた「安慶田副知事辞任の真実3宮古島市長選に見られた共産党の翁長知事囲い込み」を添削してからブログにアップロードした。
 夕方になると血圧を下げるために布団にくるまって横になった。これなら130台に下がるだろうと期待したが、140台から下がることはなかった。血圧が140台のまま夜が過ぎていった。
 恐怖の日曜日であった。

 月曜日の朝、血圧を計ると135であった。昨日は125から199まであがった。135なら再び200に上がらないか心配である。私は軽い朝食を取った後に血圧の薬アムロンジビンOD5㎎を飲んだ。薬の効果が出るのは数時間後だろう。私は数時間布団にくるまって横になることにした。
 しばらくするとドアを叩く音がした。鍵がかかっていないドアが開いた。息子だった。
「大丈夫か」
が息子の第一声である。私は、
「大丈夫だ」
と言った後に、昨日から今日までのことを話した。そして、
「今は130台から140台で安定しているから心配する必要はない」
と言った。雑談をした後、
「俺にやれることはないか」
と息子が言ったので、買い物を頼むことにした。
「米が切れている。米を買ってきてくれ。それから豆腐にゆし豆腐、キャベツにほうれんそう。それからりんごとバナナを買ってきてくれ。りんごは3個をパックにしているのがある。安いから3個パックを買ってきてくれ」
「米は何キロだ」
「3キロだ」
「分かった買ってくる」

 息子が買い物から帰ってきた、一昨日妹が来たことを息子に話した。
 私には9歳上の姉はが居た。姉は25年前に死んだが、姉は後妻であった。前妻には男性一人と女性二人の子供が居て、姉の夫が死んだあと、前妻の子供が長男であるから墓を継いだ。長男は姉の位牌を寺に預けてあり、お骨も墓から出すから引き取るように要求してきたという。前妻の子供たちは姉と夫の義兄に冷遇されていた。姉を恨む気持ちは分かる。しかし、墓から姉の骨を出すというのは異常である。信じられないことであるがそれは現実である。
 妹は姉の墓は姉の子供がつくるがつくるまで私たちの墓に入れたいといった。寺に預けることはできるが、しかし、その間は姉はさびしいだろう。姉をさびしくさせないために私たちの墓に入れたいというのが妹の願いだった。あの世が存在しないと思っている私は姉がさびしい思いをするのはあり得ないことだと思っている。しかし、姉がさびしい思いをすると思っている妹の気持ちを否定する考えは私にはない。私は妹の提案に「そうしたほうがいい」と答え、姉の子供たちが望むなら姉のお骨を私たちの墓に移そうといった。
 妹との話を息子に話した。それから雑談をした後、息子は出ていった。

 息子が出ていった後、血圧を計ったら 135であった。私は血圧を下げるために尺八を吹いた。尺八は思い切り空気を吸い、すべての空気を吐き出す。それを繰り返しながら演奏をする。長く演奏をすると頭がくらくらしてくる。原因は酸欠でくらくらするのではなく、逆に必要以上に酸素を体に供給するから血圧が下がるのである。尺八を吹いたら血圧が下がるのは確実である。しかし、昨日尺八を吹いたが血圧は少ししか下がらなかった。でも血圧が下がるのだから吹いた方がいい。
 私は昨日よりも長く吹いた。血圧を計るとなんと135あった血圧が121になっていた。効果絶大であった。多分薬の効果との相乗効果だろう。でも120台になったのは素晴らしい。ひと一安心だ。
 明日はCT検査の日である。安心できる検診の結果が出ることを期待する。
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