安慶田副知事辞任の真実2 翁長知事を孤立させるための共産党の策略






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安慶田副知事辞任の真実2 翁長知事を孤立させるための共産党の策略
「共産党のロボットに成り下がった翁長知事・ミイラ取りがミイラになった」で「翁長氏としては県知事になるために共産党を利用した積りでいた。そして、県知事になれば共産党とは適当に付き合っていこうと考えていただろう。しかし、共産党は翁長知事が適当に付き合える政党ではない」「県知事選に勝つために共産党を利用したが、知事になった途端に共産党に利用されているのが翁長知事である。共産党のロボットになったといっても過言ではない。ミイラ取りがミイラになったのである」と書いた。多くの人は私が大げさに書いていると思っているだろう。しかし、大げさではない。「共産党のロボットに成り下がった翁長知事・ミイラ取りがミイラになった」を読んでもらいたい。

共産党のロボットに成り下がった翁長知事・ミイラ取りがミイラになった

 翁長知事がオスプレイの普天間飛行場配備反対運動に参加したのは四年前の那覇市長時代であった。オスプレイ配備は県全体の問題であり、しかも共産党、社民党などの革新勢力が中心とした反対運動であったから自民党である那覇市長が先頭に立って積極的に参加するのはおかしなことであった。翁長氏以外の自民党政治家はオスプレイ配備に反対であるという発言はしたが革新が中心であるオスプレイ配備反対運動に参加はしなかった。
翁長知事だけは共産党や社民党や社大党の議員、労組と一緒に反対運動をした。

普天間飛行場のゲート前で革新政治家や労組と一緒に拳を高々と突き上げた那覇市長時代の翁長知事である。
オスプレイ配備反対運動は、県民大会を開き、東京行動までやり、首相に建白書を渡し、盛り上がっていった。
  
翁長那覇市長は「保守革新を超えたオール沖縄による東京行動」を強調したが、先頭集団だけが沖縄から参加した翁長市長や革新、保守系の首長たちであったが、
 
彼らにつづくデモ参加者のほとんどは全国から動員した日教組、自治労、左翼系労組であり、保守の集団はなかった。それがデモ隊の実体であった。

なぜ、翁長雄志氏は那覇市長時代に共産党、社民党と一緒にオスプレイ配備反対運動の先頭に立ったか。自民党本部はオスプレイ配備を容認していたから沖縄の自民党は県民意識を考慮してオスプレイ配備に賛成はしなかったが、積極的にオスプレイ反対
運動をすることはなかった。翁長氏は生粋の自民党員であり安保容認派であった。
オスプレイ配備の問題は全県的なものであり自民党であり那覇市長でもある翁長氏がオスプレイ配備反対運動の先頭に立つのは不自然であった。しかし、翁長氏は先頭に立った。翁長氏がオスプレイ配備反対運動の先頭に立ったのは那覇市長選に勝つための翁長氏のしたたかな選挙策略があった。
革新政党の強みは基地被害をなくすための反基地運動である。空飛ぶ棺桶と呼ばれ、いつ墜落するかも知れないと連日報道されているオスプレイの配備反対運動は県民の支持を高める。それが革新政党の選挙に有利になる。革新政党は那覇市長選にオスプレイ配備反対を選挙公約の目玉にする予定だった。
翁長知事は革新政党の選挙公約の目玉を潰すためにオスプレイ配備反対運動の先頭に立ったのである。その効果は絶大であった。
那覇市長選で革新政党はオスプレイ配備反対運動の先頭にたった翁長市長への対抗馬を立てることができなかった。対抗馬を立てないのはまずいと思った共産党が対抗馬を立てたが、翁長氏が村山氏に5万票の大差をつけて圧勝した。
翁長知事がオスプレイ配備反対の先頭に立ったのは那覇市長選で確実に勝つためであった。オスプレイ配備に反対だったからではない。

翁長氏は知事選挙では選挙に勝つために共産党、社民党等の革新政党と手を組んだ。
知事選挙で、候補者が自民党候補、革新候補、翁長氏の三氏で争ったら翁長氏が当選する可能性は低かった。選挙に勝つには革新と手を組むしかなかった。しかし、翁長知事と共産党は政治方針が違っていた。

共産党・・・日米安保廃棄・普天間飛行場閉鎖・撤去
翁長氏・・・日米安保容認・普天間飛行場県外移設

安保廃棄と安保容認は主張が完全に反対であり相容れることができない。安保廃棄の共産党は普天間飛行場の国内移設は反対であり閉鎖・撤去を目標にしている。ところが翁長知事は国内移設である県外移設を目標にしている。翁長氏と共産党とは選挙共闘ができない政治方針であったから共闘することはできるはずがなかった。しかし、知事選挙に勝つためには翁長氏は共産党と共闘するしかなかった。共闘するために翁長氏はとんでもないアイディアを考え出した。それが「イデオロギーは腹八分、六分にして沖縄アイデンティティで共闘する」というアイデアであった。
翁長氏は沖縄アイデンティティという理屈でイデオロギーの塊である共産党と手を組んだのである。手を組むために選挙公約を「辺野古移設反対」にした。翁長知事の県外移設と共産党の閉鎖・撤去と共通するのは辺野古移設反対であったからだ。
共産党と手を組んだ翁長氏であったが、知事になった途端に共産党の強固なイデオロギーに縛られていった。

翁長氏としては県知事になるために共産党を利用した積りでいた。そして、県知事になれば共産党とは適当に付き合っていこうと考えていただろう。しかし、共産党は翁長知事が適当に付き合える政党ではない。
共産党は日本の政党の中では一番歴史が長く、二段階革命論という他の政党と比べて非常に強固な論理を持っている政党である。そして、党内の中央集権が徹底している政党である。沖縄の支部は中央の方針に絶対服従である。共産党は代表者を選挙で選ばない唯一の政党でもある。

二段階革命、共産党一党独裁を目指している共産党は地方の県知事でしかない翁長氏が適当に付き合える政党ではない。

 共産党は普天間飛行場の閉鎖・撤去を主張している。しかし、翁長知事は県外移設を主張している。県外移設は国内移設であるから日米安保廃棄・米軍基地撤去を公約にしている共産党だから県外移設には反対である。ところが翁長知事が県外移設を主張し政府に要求しても共産党は翁長知事を非難しない。なぜ非難しないか。翁長知事と共闘しているから県外移設も認めていると思ったら間違いである。共産党が翁長知事を非難しないのは翁長知事と共闘しているからではない。翁長知事がどんなに頑張っても県外移設を実現する可能性がほとんどないからだ。
実現するはずがないから共産党は非難しないだけである。
 「共産党のロボットに成り下がった翁長知事・ミイラ取りがミイラになった」
「ミイラになった」というより「ミイラにされた」といった方が正しいだろう。尾中知事共産党は金安部政権に徹している。共産党の目的は翁長知事を安倍政権と切り離し、反安倍政権の知事にすることである。それが露骨に表れたのが政府の記念式典の日に「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」を開催したことである。

翁長知事の「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」参加は沖縄政治にとっていいことである
翁長雄志知事は22日、米軍北部訓練場の過半返還を記念する式典には参加しなかった。記念式典は政府の主催する式典である。いわゆる公的な式典である。選挙で選ばれた知事や市町村長等の公的立場にあるならば式典に招待されれば出席するのは当然である。しかし、翁長知事は出席しなかった。出席しなかった理由はオスプレイが東村高江に近い着陸帯で運用されるのに反対であるからだ。記念式典に参加しなかった翁長知事は「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」に参加した。

翁長知事が記念式典に参加しないで「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」に参加したのはこれからの沖縄政治にとってはいいことである。
翁長知事は保守政治家の父を持ち、兄も保守政治家であり、翁長知事も沖縄自民党員であった。自民党ではリーダーであった。だから翁長知事への保守派の支持が高かった。沖縄知事選では「沖縄アイデンティティ」を掲げ、革新と保守の支持を集めて圧勝した。翁長知事は革新と保守両方の支持を得る方法で知事選に勝利したのである。だから翁長知事は革新か保守のどちらかの支持を失えば次の選挙で再選される可能性を失う。

翁長知事は22日に記念式典を欠席して「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」に出席した。記念式典は政府主催である。「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」を主催したのはオール沖縄会議であるが、オール沖縄会議は私的な政治集団である。オール沖縄といってもそれはグループの名称であって本当の意味のオール沖縄ではない。代表は高里鈴代であるが、彼女は県民に選ばれていないし、オール沖縄の会員に選ばれたのでもない。そもそもオール沖縄は会員による団体ではない。高里鈴代はオール沖縄会議をつくった少数の活動家が選んだだけである。
「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」は政治イデオロギーの強い集会である。
○オスプレイの撤去。
○普天間基地の閉鎖・撤去。
○辺野古新基地建設断念。
○基地がある限り、闘い続ける。
緊急抗議集会の主張の根底にあるのは米軍基地撤去である。オスプレイや普天間飛行場を撤去すればいいということではない。沖縄からすべての米軍基地を撤去するのを目標にしている。
「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」の主張の根元は共産党の日米安保廃棄・米軍基地撤去イデオローギーにある。

翁長知事が記念式典を欠席して緊急抗議集会に参加したということは日米安保廃棄・米軍基地撤去イデオローギーの共産党と一緒に政治活動をしていくことを宣言したことに等しい。
翁長知事は保守から離れ左翼になったのである。
知事選挙の時、共産党が翁長知事と共闘したのは共産党を中心とした革新の単独候補を立てても当選する見込みがなかったからである。革新の知事は太田元知事が最後であり、その後は稲嶺知事2期8年、仲井眞知事2期8年と16年間も自民党政権が続いた。それは革新の衰退を意味する。
革新の単独では知事選挙に勝てそうになかったから革新は保守の翁長氏と共闘したのである。革新を主導したのは共産党である。

翁長知事はオスプレイの飛行再開を批判し、「政府は沖縄県民を日本国民とみていない」と述べ、政府と対決姿勢を打ちだした。
県幹部は「知事は行政長の立場から政治家、翁長雄志に軸足を移すということだ」と述べている。そして、今回の抗議集会参加がその「皮切り」であるという。翁長知事は行政の長であることを捨て政治活動家になり、政治活動のために行政の長の立場を利用していくと県幹部は宣言したのである。翁長知事は左翼活動家になったに等しい。

翁長知事が記念式典に参加しないで緊急講義集会に参加したのは左翼宣言をしたことであり共産党流政治活動をすることを宣言したことになる。

翁長知事は「イデオロギーは腹八分腹六分にして分沖縄アイデンティティで」という県民だましを続けてきたが、「沖縄アイデンティティ」は実は「沖縄左翼アイデンティティ」であることが。はっきりした。
翁長知事はオスプレイの飛行再開を批判し、「政府は沖縄県民を日本国民とみていない」と政府を厳しく批判し対決姿勢を打ちだした。抗議集会への参加を決めたのは知事自身だという。
政府は知事をはじめ沖縄県庁の9人の方に返還式への案内を出したが、翁長知事だけでなく全員が欠席した。普通なら儀礼的に何人かは出席する。しかし、一人も参加しなかったのだ。これは明らかに政府への宣戦布告である。

翁長知事が「沖縄アイデンティティ」から「沖縄左翼アイデンティティ」に変わったきっかけは10月に知事公舎で菅義偉官房長官と会談した時に年内の北部訓練場返還について翁長知事は「それは非常に良かった」と喜び、記者会見では「歓迎する」と言ったが、革新政党から突き上げを食って二日後には「歓迎」を取り消したことである。
県庁はすでに共産党主導の革新政治の牙城になっている。翁長知事は共産党政治にがんじがらめされている。それが明らかになったのが「歓迎取り消し」である。その時に翁長知事は県庁が共産党の砦になっていて翁長流の政治はできないことを思い知らされたのだろう。だから、政府の記念式典には出席しないで臨時抗議集会に参加し、政府に宣戦布告をしたのである。

沖縄県議会は22日、与党が提案した米軍のオスプレイ墜落事故に抗議し配備撤回などを求める抗議決議、意見書を賛成多数で可決したが中立会派の公明、維新は退席して与党案に賛成しなかった。それは保守の翁長知事離れを意味する。

ヘリパッドが安部海岸に不時着したことで反オスプレイ運動が高まっているが、それだけが沖縄の政治ではない。米軍基地問題は政治の一部であってすべてではない。革新の支持が減り、単独で立候補を立てることができなくなった最大の原因は革新が経済など政治全体に取り組まないで反米軍基地運動だけに取り組んできたからだ。

今までの翁長知事は辺野古移設阻止に狂奔してきた。しかし、埋め立て承認取り消しの裁判で、取り消しは違法であると最高裁で敗北した。敗北した翁長知事は反省をしないでこれからも辺野古移設阻止に全力を尽くすと宣言し、オスプレイ配備反対運動に狂奔することを宣言した。それは共産党主導の革新と一体化したことを意味する。翁長知事の保守の支持は減り続けるだろう。

だから、翁長知事が記念式典に出席しないで臨時抗議集会に参加したことは沖縄政治にはいいことなのである。

オール沖縄の建白書にはしっかりと普天間飛行場の閉鎖・撤去を記入している。

1、オスプレイの配備を直ちに撤回すること。及び今年7月までに配備されるとしている12機の配備を中止すること。また嘉手納基地への特殊作戦用垂直離着陸輸送機CV22オスプレイの配備計画を直ちに撤回すること
2、米軍普天間基地を閉鎖・撤去し、県内移設を断念すること

 建白書には閉鎖・撤去を明記していて、県内移設を断念することとは書いてあるが県外移設の文字はない。翁長知事はオール沖縄の代表者となり政府に県白書を提出したが、実は翁長知事の主張する県外移設は建白書には書いていないのである。翁長知事は県外説を何度も主張しているが閉鎖・撤去を主張したことはない。翁長知事は建白書違反をしているのである。しかし、共産党は翁長知事を批判しない。理由は県外移設を実現する可能性がほとんどないからだ。
もし、県外移設候補地があがった時に共産党は徹底して反対運動をするだろう。翁長知事が県外移設を主張しても共産党が非難しないのは翁長知事と妥協をしているからではない。実現の可能性がないからだ。翁長知事が共産党が妥協をしていると思っていたらとんでもない勘違いである。共産党はとても頑固な政党である。政治的な妥協はしない。

そのことが如実になったのが、10月に知事公舎で菅義偉官房長官と会談した時に年内の北部訓練場返還について翁長知事は「それは非常に良かった」と喜び、記者会見では「歓迎する」と言った。しかし、共産党は翁長知事の「歓迎する」に妥協しなかった。翁長知事に共産党の厳しい圧力であった。

共産党は返還予定の北部訓練場は必要のない米軍基地であり、日米政府は必要のない基地を返還して、機能性の高いヘリパッドを建設すると主張し、4000ヘクタールの北部訓練場の返還は米軍基地の強化が目的であると説明している。だから、基地強化につながる北部訓練場の返還には反対している。共産党にとって北部訓練場の返還を「歓迎する」は禁句だった。
ところが翁長知事は共産党の禁句である北部訓練場の返還を歓迎すると発言したのである。すぐに共産党から圧力がかかった。共産党の圧力におののいた翁長知事はすぐに「歓迎」しないと発言を変えた。共産党はイデオロギー政党であり、政治理論では一切妥協をしない。もし、翁長知事が「歓迎」を訂正しなかったなら翁長知事とは迷わずに決別する。そして、徹底して翁長知事批判をやっていく。それが共産党である。翁長知事は「歓迎」発言で共産党の怖さを思い知らされただろう。これからの翁長知事は共産党のいいなりになっていく運命にある。
「翁長知事の「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」参加は沖縄政治にとっていいことである」
 しかし、共産党が翁長知事を思い通りにあやつるには邪魔な存在が居る。安慶田副知事である。安慶田副知事は翁長知事が那覇市長時代からの長年の相棒である。翁長知事とは以心伝心の関係にあり翁長知事の裏方に徹している人物である。
 翁長知事は政策よりも知事の座に座ることを最優先する人間である。だから、知事になるために政治では対立する共産党と手を組んだのである。
 知事の座にしがみついている翁長知事だから、次の知事選挙にも勝って二期八年県知事の座に居座り続けたいだろう。そのためには共産党、社民党、社大党の革新の支持は絶対に必要であるが、保守の支持もなくてはならない。
辺野古の方はボーリング調査が終われば埋め立て工事が始まる。埋め立て工事が進めば辺野古飛行場建設は止めようがないと多くの県民が思うようになるはずである。辺野古移設反対だけで次の知事選挙で勝てる可能性は低い。保守の支持を確保するためにも翁長知事としては安部政権とは繋がっていたいはずである。安倍政権としても翁長知事とは敵対するより仲良くしたいはずである。だから辺野古移設に徹底して反対し、埋め立て承認を取り消しても、裁判では裁判長が提案した和解案を受け入れたのである。最高裁が翁長知事の取り消しは違法であるという安倍政権に有利な判決が下したが、安部政権は翁長知事を非難することはなかった。それどころか二階幹事長は翁長知事との会談では翁長知事に同情する発言をした。私はブログで二階幹事長を批判した。

信じられない!二階幹事長の翁長知事会談。沖縄自民党の頑張りを無視するな。

自民党の二階俊博幹事長は26日、沖縄県の翁長雄志知事と那覇市内で会談した。
 
二階幹事長が翁長知事と会談したのは、翁長知事が政府主催で行われた米軍北部訓練場の返還式典を欠席して、オスプレイ事故抗議集会に参加の後である。
み翁長知事は米軍北部訓練場の過半となる約4千ヘクタールを返還する政府主催の返還式典には参加しないで共産党が主導するオスプレイ墜落緊急抗議集会に参加した。二階幹事長は政府にそっぽを向いた翁長知事と会談したのである。
会談では、翁長知事がオスプレイの不時着事故について「県民の不安と怒りは頂点に達している。政権与党としてしっかり取り組んでもらいたい」と要請し、「米軍基地は大変過重だ。ぜひ配慮してほしい」と求めたことに対して。二階幹事長は「日本の安全保障、戦後の課題を抱える沖縄に対して、与党としてしっかり応えたい」と述べ、「沖縄の思いはよくわかる。しっかりそれを見据えて頑張る」」と翁長知事に同情したのである。

違法行為である埋め立て承認取り消しをしてまで安倍政権に楯突いあげくに政府の式典にそっぽを向いた翁長知事に同情する二階幹事長はおかしい。自民党の幹事長とは思えない。安倍政権を支えなければならない自民党幹事長であるならば、翁長知事の違法行為を戒め、安倍政権への理解を求めるべきであるのに、翁長知事に同情し、政府の式典に参加しないで左翼の抗議集会に参加したことをたしなめることもしないのである。
二階幹事長と翁長知事は旧知の間柄だという。二階幹事長は翁長知事が共産党と共闘して反安倍政権になっていることより「旧知」を優先させるたのである。
二階幹事長は「いろいろな沖縄発展策に、与党としてしっかりお応えしていけるようにしたい」と述べ、政府の沖縄振興予算の確保に向け、今後も協力する考えを伝えたという。派閥政治時代に得意であったお金で味方に引き込むという方法である。
旧態依然として自民党の金権・派閥政治の二階幹事長である。
 
辺野古移設容認の沖縄自民党にとって、オスプレイの不時着事故という不利な状況の中でも踏ん張り、県議会で翁長知事・革新政党と勇気ある対決をしている。
沖縄県議会(新里米吉議長)は22日、11月定例会の最終本会議を開いて与党が提案した米軍のオスプレイ墜落事故に抗議し配備撤回などを求める抗議決議、意見書を提案したが、野党の沖縄・自民等は与党案に対抗して、オスプレイは墜落ではなく不時着として「重大事故」への抗議決議、意見書の両案を提案した。与党の賛成多数で可決したが、沖縄自民党は翁長知事・革新との対決姿勢を高めていっている。

二階幹事長は共産党と手を組んでいる翁長知事に同情するより共産党と対決している沖縄自民党を激励するべきである。

辺野古飛行場建設工事再開を前に、翁長知事は27日午前、首相官邸で菅義偉官房長官と会談し、再開前の事前協議を求めた。翁長知事に対して菅官房長官は「わが国は法治国家で確定判決の趣旨に従って工事を進める」と協議を拒否し、翁長知事との対決姿勢を強くした。菅官房長官と沖縄自民党は同じ道を歩もうとしている。しかし、二階幹事長は別の道を歩んでいる。政敵である翁長知事には塩を送り、味方であるべき沖縄自民党を振り向きもしない。安倍政権にはふさわしくない幹事長である。
 「信じられない!二階幹事長の翁長知事会談。沖縄自民党の頑張りを無視するな」

 翁長知事と自民党が仲良くなることを嫌ったのが共産党である。共産党にとって翁長知事は辺野古移設を阻止し、安倍政権を倒すための道具である。それ以外の存在てはない。
 翁長知事はより多くの県民の支持を得て、次の知事選にも勝ちたいと思っているが共産党には関係のないことである。翁長知事を利用して辺野古飛行場建設を阻止したいのが共産党である。
翁長知事を辺野古飛行場建設阻止にまい進ざせるためには安倍政権から切り離さなければならない。そのためには安部政権と翁長知事のパイプ役である安慶田氏を副知事の座から引きずり下ろさなければならない。
 翁長知事の指示で裏で安倍政権と裏で接触をしているのが安慶田前副知事であった。翁長知事が上京する前に上京して菅官房長等と何回も接触したのが安慶田前副知事であった。共産党にとって安慶田前副知事は目の上のたんこぶであった。翁長知事を安部政権から完全に切り離すには安慶田副知事を辞任させなければならなかったのである。その策略が教育庁での安慶田前副知事の教員採用試験の口利きと人事異動介入の新聞を利用した公表であった。
 共産党策略の狙い通り安慶田前副知事は辞任した。腹心を失った翁長知事は孤立した。

 安慶田前副知事に要求された人物本人が匿名で証言したような新聞の記事であったが、実は本人ではなかった。安慶田前副知事に直接要求されたのは現在私立の昭和薬科大学付属中学高校の校長をしている前教育長の諸見里明氏(59)であったが、彼が公表した文書には新聞社に話したのは自分ではないことを明言している。誰が新聞社に話したのか新聞社は明らかにしていない。というより公表することはしないだろう。話したのは人ではなく組織であり、その組織は共産党であるからだ。
 注目しなければならないのは共産党は翁長知事をオール沖縄の支配下に置こうとしているのではなく、共産党の支配下に置こうとしていることだ。それが分かるのが宮古島市長選である。
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