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安慶田前副知事 県議会文教厚生委員会で答弁する 諸見里前教育長は出席せず
安慶田前副知事は20日に県議会の文教厚生委員会(狩俣信子委員長)で、教員採用試験や県教育庁の内部人事の口利きについて答弁した。
答弁では、「口利きの)依頼をしたところで特定受験者を採用できないと認識していたので、、採用試験において依頼したことは一切ない」などと述べ、関与を否定した。また、県教育庁の内部人事については「教育長に指示し、聞かなかった際に恫喝(どうかつ)するなどということは絶対にない」と述べ、依頼は一切なかったと断言している。そして、文書で口利きなどを告発した諸見里明前教育長については、社会的名誉の侵害などから「耐え難い苦痛」を受けたとし「事実ではないことを世間に公表した前教育長は責任を負うべきだ」と指摘。その上で「司法の場で真実を明らかにするほかないとの結論に至り」、前教育長を告訴することにしたと述べた。

安慶田前知事は教員採用試験の口利きはしなかったと断言した。安慶田氏の断言をひっくり返すことができるのは諸見里明前教育長だけではできない。口利きをしたときの証拠を出すか諸見里氏のほかに県庁の幹部の証言が必要である。果たして幹部が証言するか。口利きがあったとしても証言するのは難しいだろう。証言したとしても本当であるか嘘であるかははっきりしないだろう。もし、安慶田氏の口利きがなかったとしたら証言するはずがない。
県議会の文教厚生委員会での答弁と諸見里明前教育長への名誉棄損告訴は一気に安慶名氏を有利にした。それに比べて文書で告発した諸見里明前教育長は文教厚生委員会に出席しなかった。委員会は3月上旬の参考人招致を打診しているが、出席するとの返事はない。
普通なら告発した諸見里氏が積極的に文教厚生委員会に出席して答弁し、告発された安慶田氏が消去的になるのだが、今回は逆である。
そもそも、沖縄タイムスに告発したのは諸見里氏ではない。諸見里氏は現在有名私立校である昭和薬科大付属中学高校の校長である。教育庁を離れ有名私立校の校長職で忙しい諸見里氏が安慶田前副知事を新聞に告発するはずがない。告発すれば世間が騒ぎ、県議会での証言や裁判沙汰になるのは確実である。校長職にある諸見里氏にとってなんのメリットもない。口利きが事実であったとしても諸見里氏が新聞に告発することはあり得ないことである。
諸見里氏ではない誰かが新聞に告発したのは確かである。狙いは安慶田副知事の失脚である。諸見里氏に安慶田氏を失脚に追い込む理由は見当たらない。正義心だけで告発するのは考えられないことである。それに過去のことをなぜ今このタイミングで告発するのか。理由がない。告発した理由は今のタイミングやった理由がある。それは安慶田前知事が新しい教育庁を使って教育庁の人事に介入したからである。教育庁は左翼の牙城である。保守の政治が介入できない世界である。その教育庁に介入してきた安慶田前副知事を排除するのが告発の目的だった。告発は組織的であり、諸見里前教育長がやったものではなかった。諸見里前教育長は告発をした組織の指示で文書を提出しただけだ。

安慶田氏が副知事を辞任し、後任には左翼経済学者の富川盛武氏が副知事になり、新設した「政策調整監」には社民党系で革新色が強い元県議の吉田勝広氏(72)が担当者になった。告発した狙いは翁長知事の右腕で安倍政権ともつながっている安慶田氏を外し、翁長知事を左翼系が取り巻くのが目的だったのだ。組織の狙い通りになったのである。県庁の内部抗争が表に出たのが安慶田前副知事への告発であった。それは主導した共産党が勝利したが、しかし、それは翁長知事、オール沖縄を弱体化させるものであった。

承認取り消しは違法行為であると最高裁は裁定した。翁長知事は裁判で敗北した。県民の翁長知事への不信感は高まったはずである。オール沖縄は結束して翁長知事支持を高めていくべきであるのに宮古島市長選挙では分裂して2候補を出した。そして、敗北した。そして、新聞での告発により安慶田副知事辞任である。県民の翁長知事支持率はますます下がったはずである。
翁長知事・オール沖縄は自滅している。しかし、自滅している翁長知事・オール沖縄に鉄槌を下さないのが沖縄自民党である。
仲井眞前知事は承認取り消しが違法行為と最高裁に裁定された翁長知事を名誉棄損で告訴しない。告訴すれば翁長知事を追いつめることができるのにやらない。自民党は弁護費用の3000万円を翁長知事が支払うように告発しようとはしない。承認取り消しは違法行為でありやってはいけないことであった。やってはいけないことをやって翁長知事は県民の税金を使ったのだ。違法行為に県税を使ってはいけない。だから翁長知事に払わせるべきである。告発すれば県民の自民党支持は高くなるだろう。しかし、自民党は告発しない。
安慶名前副知事問題でも、自民党が告発の実態を明らかにすることはできないだろう。残念ながら、これが沖縄政治の現実である。
 ヘリパッド建設と同じように辺野古飛行場建設は順調に進み、普天間飛行場の辺野古移設は確実に実現する。それもまた沖縄政治の現実である。
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