沖縄のコロナ感染拡大は沖縄専門家会議が原因


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2月5日
沖縄のコロナ感染拡大は沖縄専門家会議が原因

 2月4日に発表したコロナ感染者数の中の感染者の少ない県である。

青森県6、岩手県4、宮城県9、秋田県1、山形県3
福島県9、山梨県1、新潟県13、長野県5、富山県2、石川県10、福井県2、鳥取県1、岡山県9、広島県7、山口県7、徳島県3、香川県8、愛媛県3、
高知県1、佐賀県5、長崎県3、熊本県8、大分県15、宮崎県7、鹿児島県3

 報道のほとんどは東京などのコロナ感染者の多い都府県を扱っているから日本全体がコロナ感染拡大しているように思ってしまうが、実際は感染が一桁の県が多い。感染者が三桁であるのは9都府県である、

東京都734、神奈川県224、埼玉県241、千葉県202、大阪府207、兵庫県111、愛知県101、福岡県120、北海道120

 東京都や大阪などの都市と都市の周辺の県が感染が多い地域である。北海道は中国観光客が多かったので最初に感染爆発が起こった。そのために感染率は高い。
 感染率が低いのは都市部から離れた県が多い。



 沖縄県は都市部からかなり離れているし、海を隔てている場所にある。東京など都市部から感染するのは神奈川県、千葉県よりかなり低いだろう。東京からの観光客から感染したとしても感染者は少ない。
沖縄はコロナ感染が少ない地域に入るはずである。ところが緊急事態宣言をするほどに沖縄のコロナ感染率は高くなった。沖縄の感染者が増えた原因はGO TOトラベルだった。しかし、感染が他県より高くなったのはGO TOトラベルではなく、県のコロナ対策に原因があった。
 GO TOトラベルが始まった時、県は那覇空港でPCR検査はできなくても、せめて体温検査だけはするべきであった。しかし、しなかった。観光客はなんの検査も受けないで沖縄観光をしたのである。
私は2020年04月9日のブログで次のように県政に訴えた。
県は那覇空港だけでなく全ホテル、民宿で検温、味覚、臭覚の検査をするべき
沖縄県は新型コロナウイルス感染症の水際対策として、、那覇空港の到着口2カ所にサーモグラフィーを設置し、国内線で入域する全ての客に対し表面体温の測定を実施することにしたが、那覇空港だけでなく沖縄の全ホテルで検温をするべきだ。
空港で検温した時は平熱であっても数日後に37・5度以上になる旅行客もいる。新型コロナウイルスに感染しても症状が出るのに一週間後になるケースもある。空港で平熱だからといって新型コロナウイルスに感染していないと判断するのは間違いだ。それに平熱であっても味覚や臭覚が低下するケースもある。ホテルと民宿で客の新型コロナ感染を常に調査することは重要である。
本土から来るのを法律で止めることはできない。デニー知事が来県しないように要望しても止めることはできない。県ができるのは来県者の新型コロナ感染を見つけることである。それには空港だけでなくホテル、民宿のほうがより確実にチェックできる。コロナ感染の疑いがあれば保健所に連絡してPCR検査をしてもらう。空港だけで検温するだけでは駄目だ。
県は早急にホテル、民宿で検温と味覚、臭覚検査をするように指導するべきだ。
※4月27日
県はサーモグラフィーを設置しなかった。検温をしなかったし、コロナ対策は全然しない。
連休中に約6万人が来県することを心配するだけで対策は皆無である。県ができる対策がホテル、民宿、観光地などに検温するよう要請することである。新型コロナに感染すると多くの人は発熱する。37・5度以上は感染している恐れがある。37・5度以上の観光客には行動の自粛を要請するべきだ。心配するだけで何もしないのは心配しないのと同じである。無策な県である。  
       「内なる民主主義」ブログ

 県の無策によってコロナ感染は拡大していった。8月には緊急事態宣言をしなければならないほどに拡大した。県は感染専門家会議を設立し、専門家にコロナ対策を依頼した。すると県専門家会議は驚くべきコロナ対策を決めた。なんと濃厚接触者であっても発熱などの症状が出ていない人の検査はしないというのである。政府のクラスター対策班とは逆のやり方である。クラスター対策班は感染者の濃厚接触者を見つけて全員PCR検査をするように全国の保健所を指導した。ところが沖縄の専門家会議は濃厚接触者であっても無症状者はPCR検査をしないことを県内の保健所に支持したのである。
 観光客などの来県者からコロナ感染したのは明らかであるのに県は空港での検査を拒否した。
2020年8月27日
空港でコロナ検査求める条例 沖縄県が困難視
 県の大城玲子保健医療部長は26日の県議会新型コロナウイルス小委員会(當間盛夫委員長)で、県議会の一部会派が検討している、来県者に空港での検査を求める条例制定の動きに難色を示した。「国の制度の中で組み立ててもらいたい」と述べ、国が主体的に実施すべきだとの考えを示した。
                「沖縄タイムス」

 県の専門家会議、保険課はコロナ感染が拡大する政策をやったのである。本土からのコロナ感染者は検査なしに観光し、県内では無症状のコロナ感染者は増えていった。無症状でも感染力は発症者と同じである。無症状者が自由に行動し、多くの県民と接触してコロナを感染させていったのである。沖縄のコロナ感染拡大は人災以外のなにものでもない。

 那覇空港の検査を徹底し、ホテル、飲食店にコロナ対策を指導し、濃厚接触者全員をPCR検査すれば沖縄のコロナ感染者は確実に減る。一桁台になるだろう。
 県は真剣にコロナ感染防止の政策に取り組んでほしい。
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