コロナ感染者が激減した 押谷教授の対策はすごい

コロナ感染者が激減した 押谷教授の対策はすごい

東京都の新型コメな感染者は1月7日にコロナ感染者が2447人だった。政府は8日に緊急事態宣言をした。するとわずか3週間で556人まで減った。正直いってこんなに減少するとは想像できなかった。すごいことである。このままいけば3月7日までには500人以下になるだろう。
全国では1月7日に7882人の感染者であつたが2月1日は1791人、2日は2323人であった。3週間で3分の1以下に減少したのである。
緊急事態宣言の対象は全国ではなく一都十府県に限定した宣言であった。緊急事態宣言の対象になっていない県が激増する可能性がある。感染拡大を防ぐならば全国を緊急事態宣言の対象にするべきであるのに11都府県だけにした。それではコロナ感染拡大を防ぐのは無理ではないかと思わざるを得なかった。全国を対象にしなかっただけではない。第一次非常事態宣言に比べてかなり規制が緩くなっていた。多くの専門家は規制が緩い、これではコロナ感染を押さえることはではないと批判した。
第二次緊急事態宣言である。


第一次ではイベントは禁止、学校は休校であった。第二次では休校しない。「出勤者の7割目指す」は「8割目指す」であった。1割緩くなったが、実際は宣言前と通勤者はほとんど減らなかった。こんなに緩い状態でコロナ感染者が東京で500人になる可能性はゼロに近いと思う状態であった。しかし、激減した。押谷教授のコロナ対策はすごい。

1月8日のブログ「政府コロナ対策のブレーンはクラスター対策班押谷教授である」で第二次非常事態宣言をする押谷教授の説明を紹介した。

押谷教授は緊急事態の対象に飲食関連だけを指定した理由を明確に述べている。
飲食関連のクラスター発生は、接待を伴う飲食店が77件(同907人)で約半数。そのほかの飲食店は39件(同327人)であり、カラオケ19件(同245人)、会食16件(同134人)、ホームパーティー5件(同51人)だった。
押谷教授は今回の緊急事態宣言はこれまでのコロナ感染拡大を研究した結果、感染拡大の「急所」が飲食関連であることを突き止めた。医療機関や福祉施設、教育施設のクラスターをきっかけに地域に流行が広がることは少なかったと指摘している。飲食関連のクラスターは感染経路不明が多く、地域に感染拡大させる確率が高い。感染拡大を抑えるうえでは「飲食の場が重要で、そこを抑えていかないといけない」と説明している。感染拡大のポイントを押さえて経済への影響を押さえながらコロナ感染拡大を防ぐのが押谷教授の方針である。
緊急事態宣言発令中による飲食関連の営業短縮中もクラスター潰しはやる。政府は一カ月で東京都のコロナ感染を500人にするのを目標にしている。専門家、ジャーナリストのほとんどはこんな生ぬるいやり方では実現できないと批判している。私も無理ではないかと思う。1000人なら実現するのではないか。1000人以内を維持して、2月のワクチン接種すればいいと思う。
「政府コロナ対策のブレーンはクラスター対策班押谷教授である」
専門家、ジャーナリストの予想を見事覆した押谷教授のコロナ対策である。
専門家とは感染病専門家のことである。ほとんどの感染病専門家は第二次緊急事態宣言では感染拡大防止の効果はないと批判していたのである。しかし、3分の1以下に減らした。押谷教授の新型コロナ感染防止対策は感染専門家の批判を覆したのである。
新型コロナは政治問題ではない。医学問題である。政府はどの感染専門家の新型コロナ対策論を採用するかである。安倍前政権は押谷教授のコロナ対策論を採用した。多くの専門家が主張する無差別なPCR検査を採用しなかった。そして、多くの専門家の理論とは違う第一次緊急事態宣言、第二次緊急事態宣言を実行したのである。政府のコロナ対策は成功していると判断するべきである。世界の感染者数ランクである。


日本は41位である。人口1億2000万、経済世界3位、人口密度の高い日本が41位というのはコロナ対策に成功している証拠である。
ところが菅政権のコロナ対策は失策の連続であるというイメージがつくられ、支持率30%台まで落ちた。政策としてのコロナ対策は成功したのに支持率が落ちるというのは日本国くらいではないだろうか。
後手後手のコロナ対策と菅政権を非難している立憲民主党の枝野代表が首相であったらコロナ感染者をゼロにすることができたか。共産党が政権党であったらコロナ感染者を菅政権より少なくしていたか。尾身会長ら専門家の指示通りにコロナ対策をすれば日本経済は回復するかを検討にするべきである。
立憲民主党や共産党が政権を握って、もし押谷教授のコロナ対策を採用していなかったらコロナ感染は爆発的に拡大していたはずである。

緊急事態宣言を延長することを判断したのは政府の専門家会議である。しかし、専門家会議はコロナ感染の防止についてはなにもしていない。緊急事態宣言の効果を分析しただけである。コロナ感染拡大防止に貢献していない日本の専門家たちである。貢献したのは全国にクラスター潰しを展開していった押谷教授率いるクラスター対策班である。
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