カマドゥー小たちはテロリスト


「カマドゥー小たちの集い」は宜野湾市に住む若い母親たちの集団である。政治集団ではなく市民集団だ。彼女たちが米軍普天間飛行場の早期返還、県外移設を求めて立ち上がった。毎年普天間基地に向かって抗議行動をしている。

 彼女たちは母親である。子供もいるだろう。母親の立場から普天間基地に隣接する普天間第二小学校の子供たちの安全のためにも普天間基地撤去を訴えるのは理解できるが、普天間基地はアメリカ軍基地であり、アメリカ政府と日本政府のアジア軍事戦略として存在している。普天間基地は国家レベルの問題であり、子供の安全のための感情レベルの問題ではない。

 子供の安全のために訴えることのできる行動は普天間基地撤去以外にもうひとつある。それは普天間第二小学校の移転を訴えることである。普天間第二小学校の移転の費用は30億円くらいである。政府もアメリカ軍も普天間第二小学校の移転には賛成であり、協力もする。しかし、過去にPTAから移転要求が出た時、保守系の市長は賛成だったが、革新系の議員が反対して実現しなかった。これは有名な話である。

 「カマドゥー小たちの集い」は普天間基地の騒音、危険性を訴え、普天間基地撤去を主張するが、普天間第二小学校の移転については一言もない。母親、市民集団でありながら革新系の政治家と同じ主張である」

これは去年の8.14に私のブログに掲載した文章である。私は「カマドゥー小たちの集い」は宜野湾市に住む若い母親たちの集団であると信じていた。新聞にそのように書いてあったからだ。しかし、最後に「『カマドゥー小たちの集い』は普天間基地の騒音、危険性を訴え、普天間基地撤去を主張するが、普天間第二小学校の移転については一言もない。母親、市民集団でありながら革新系の政治家と同じ主張である」と書いてあるように、「カマドゥー小たちの集い」は大衆組織を装った政治集団ではないかと私は疑うようになった。私の疑いは間違っていなかった。「カマドゥー小たちの集い」は大衆組織を装った政治集団であったのだ。残念だがこれは事実のようだ。

狼魔人日記を読んで彼女たちが上げる風船はテロ行為であることがわかった。

国際大学の事務職員が凧揚げをした時に、どんどん糸を伸ばして凧を高くあげたら普天間飛行場から飛び立ったヘリコプターが凧を避けるように上昇したという。ヘリコプターは凧と衝突する危険を避けたのだ。
飛行機の一番危険な時は離着陸である。もし、ヘリコプターが飛び立とうとしている時に障害物が現れたら非常に危険である。障害物を避けようとして運転をあやまり墜落する可能性がある。

カマドゥたちの集いの風船上げは単なる風船上げではない。アトバルーン風船である。風船には糸がついている。普天間飛行場から飛び立ったヘリコプターと同じくらいの高さに大きな風船を上げるのだ。ヘリコプターにとってとても危険な障害物である。
彼女たちの風船上げはヘリコブターが墜落する可能性のある行為である。風船が多ければ多いほどヘリコプターが運転を誤って墜落する危険性は高い。

ヘリコプターが簡単に墜落することないと思うが、問題は「カマドゥー小たちの集い」の目的が普天間飛行場から飛び立ったヘリコプターを危険な状態することであることだ。これは尋常な抗議行動ではない。抗議行動を逸脱したテロ行為である。このような危険な行為を一般の主婦の集団がやるはずがない。カマドゥたちの集いが政治集団であるからやるのだ。

風船上げは普通の飛行場なら禁じられている。しかし、米軍基地だから特別に禁じられていない。この法の盲点をついた行為が風船上げである。
「普通の飛行場なら禁じられている」のだから風船あげがとても危険な行為であることに違いはない。カマドゥたちの集いの風船上げは、法律違反でないならなにをやってもいいという人間の倫理を失った行動である。

ネットからのコピーが法律違反ではないからどんどんコピーをしよう。法律で禁じられていない脱法ハーブだからどんどん吸おう、という考えと同じである。

カマドゥたちの集いの風船上げは強い政治思想による行為である。普天間飛行場は危険だから移設しろという大衆的な思想ではない。反米軍基地思想であり、反米主義である。彼女たちのリーダーは社民党員か共産党員であるだろう。

私は「沖縄に内なる民主主義あるか」で普天間第二小学校の移転を訴えた。普天間飛行場問題とは関係なく。普天間第二小学校は一日も移転するべきだ。移転できる場所もあるのだから。
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