片山元副知事が「7つの告発文の目的は知事排除」と発言 その通り


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片山元副知事が「7つの告発文の目的は知事排除」と発言 その通り
 百条委で片山元副知事は「7つの告発文」書いた元西播磨県民局長の男性(60のメールを調べると「メールには『クーデター』や『革命』『逃げ切る』という言葉があったという。片山元副知事は「選挙で選ばれた知事を公務員が排除しようとしている」と考え、厳しい処分をしたという。正しい。


 「7つの告発文」はひょうご連合、立憲民主、共産党、県職員が斎藤知事を排除するためにつくり上げたものだ。




百条委で片山元副知事は「7つの告発文」書いた元西播磨県民局長の男性(60)のメールを調べると「メールに『クーデター』や『革命』『逃げ切る』という言葉があるのを見つけた。「選挙で選ばれた知事を公務員が排除しようとしている」と考えたから片山元副知事は元西播磨県民局長の男性厳しい処分をしたと話した。
 片山氏の話に百条委の議員やマスメディアは片山氏の妄想だと苦笑しただろう。誰一人として片山氏のクーデターメールに関心を持っていない。
片山氏は7つの告発文の狙いを見抜いていたのである。しかし、狙いを見抜いたのは片山氏と斎藤知事だけであった。
 片山氏が「選挙で選ばれた知事を公務員が排除しようとしている」と述べたことに被害妄想だと思う人が圧倒的に多いだろう。しかし、片山氏が指摘する公務員は実際に存在する。<center>

 60年安保闘争の写真である。日米安保改正に反対する人たちが国会を取り巻いた。
500万人以上の学生や労働者が参加した反安保運動であった。反対運動によって国会が選挙され、暴力革命が起こってもおかしくないほどの反安保運動であった。革命は起こらなかったし、日米安保を進めた自民党への反発は高く、自民党支持は減るはずなのに逆であった。選挙で自民党の議席が増えたのである。国民は社会党、共産党を支持しなかったのである。
学生運動をやった学生を待っていたのは民間会社への就職難であった。民間会社は学生運動をした学生を野党のを避けていた。公共施設は民間のような差別はなく学生運動に参加した学生も受け入れた。だから、役所の公務員や教員になる学生が多かった。そのために公務員、教員による労働団体は左傾化した。


 学生運動をしている学生が就職するのに困難であるのは沖縄も同じだった。そのことを書いてあるのが「一九七一Mの死」である。私とMは学生運動に参加していた。あの頃の琉球大学は革マルと共産党の民生があった。私とMは革マルだった。


一九七一Mの死


Mの話に興味のない私は黙っていた。私の言葉を待っているMだったが、私がなにも言わないので、暫くすると、
「マタヨシは妹が居るか」
と訊いた。え、それで親の話は終わりかよ、と私は苦笑し、Mが話下手だったことを思い出した。演劇クラブ室での会話や酒宴の場での会話でMから話すことはなかった。質問されたら質問にだけ答える一問一答の対話しかMはやらなかった。Mとの対話はすぐに途絶えるのが普通だった。
Mの質問に、私は、
「居る」
と、一言の返事をした。Mは、
「そうか」
と言い、暫く黙っていたが、
「僕も妹がいる」
と闇を見つめながら言った。Mの声は暗く重かった。
「僕の妹は専門学校に通っている。来年は卒業だ」
Mは言葉を止めた。そして、
「しかし」
と言った後、ため息をつき、それから、
「僕が学生運動をしていることが世間に知れたら、妹の就職に悪い影響を与えるかもしれない」
と、また、ため息をつき、
「マタヨシの妹は仕事をしているのか」
と訊いた。
「している」
「どんな仕事をしているのか」
「さあ、知らない」
「知らないのか」
Mは驚いて訊き返した。私の妹はある建設会社の事務員をしていたが、妹の話をしたくない私は、「さあ、知らない」と答えた。
「弟は居るのか」
と、Mは訊いた。
「居る」
と私が答えると、
「そうか、弟も居るのか」
と言い、弟が居るとも居ないとも言わないでMは黙った。暫くして、
「マタヨシの親はマタヨシが学生運動やっているのを知っているのか」
弟ではなく親の話に変わった。
「いや、知らない」
私が言うと、
「そうか」
と言い、Mは少しの間黙ってから、
         「一九七一Mの死」
 六〇年安保反対運動に参加した学生の多くが公務員になっただろう。その後も左派系の学生の多くは公務員になった。そして、社会党、共産党の党員や支持者になった。現在も自治労や教員労組は左派系である。大学の学者も左派系が多い。


 公務員の労働団体である全労連は維新の会を敵視している。橋下氏が大阪市長の時「ストップ!ハシズム、橋下『維新の会』のねらいを暴く交流集会」を開催した。全労連代表は、橋下大阪市長のもとで、市職員・労働組合への支配強化と教育の変質をねらっていていると主張した。そして、大阪維新の会は公務員の政治活動、正当な労働組合活動を規制強化する条例制定を狙っていると非難している。
大阪では全労連が反対した政治改革が実現した。そして、斎藤知事は兵庫で維新の改革を実施しようとしている。斎藤知事の政治改革を止めるには斎藤知事を辞職させるしかない。その目的で七つの告発文はつくられたのだ。
 斎藤知事を排除する目的の七つの告発文であると思った片山知事は正しい。
パワハラを告発する時は二通りの目的が考えられる。パワハラを止めさせる目的か辞職に追い込むかである。七つの告発文にはパワハラをやめてほしいという気持ちは全然ない。斎藤氏は根っからのパワハラ知事であると信じさせようとしている。斎藤知事を辞職に追い込む目的の告発文であるということだ。
 






2012/05/21XML
沖縄人の卑屈な精神


最近新聞で米軍基地で働いた人間の体験談の記事が掲載されている。私は記事を読んで沖縄人の卑屈な精神を感じて心が暗くなる。


アメリカの少年と野球をしても沖縄側が勝つことは一度もなかった。なぜなら彼らは負けそうになると試合を放棄したと書いてある記事があった。
古堅中学校でもアメリカの少年チームと試合したことがあった。その頃の中学は軟式のボールを使っていたが、アメリカは硬式ボールを使っているということで硬式ボールで試合をした。キャッチャーがプロテクターを付けているのをはじめて見た私たちには新鮮であった。


彼らは野球チームだけでやってきていて、応援団は連れてこなかった。応援団は全員が古堅中学生であった。試合はかなり白熱し、古堅中学の選手がヒットを打つたびに大歓声が沸いた。
試合は負けたがアメリカの少年たちは正々堂々と試合をやった。彼らの真剣な表情から、彼らが負けそうになると試合を放棄するような人間にはみえなかった。アメリカのチームが負けそうになると試合を放棄するなんてありえないことである。その後も何度か試合をしたがアメリカチームが試合を放棄したことは一度もなかった。
「アメリカの少年と野球をしても沖縄側が勝つことは一度もなかった。なぜなら彼らは負けそうになると試合を放棄した」ということはありえないことである。しかし、沖縄人はそんなことを平気で口にする。アメリカ人を卑屈な人間に仕立てようとする話には沖縄の人間のアメリカコンプレックスを感じるし、卑屈な精神を感じる。


スクールバスの運転手が乗車している少年たちにいたずらをされ、次第にいたずらがエスカレートしていったことに対して沖縄人への差別だと話している記事があった。そんなことにさえ沖縄差別を主張するのに私はあきれてしまった。少年たちは皆いたずら好きだから運転手が沖縄人であろうとアメリカ人であろうといたずらをする。
いたずらがエスカレートしたのはアメリカコンプレックスの運転手が子供を叱ることができなかったことが原因だ。堂々と子供を叱れば子供たちはおとなしくなったはずである。もしアメリカ人の運転手なら子供たちを叱っておとなしくさせたはずである。アメリカ人の運転手でも気が弱くて子供たちを叱ることができなかったら子供たちのいたずらはエスカレートしたはずである。問題の解決になにも努力しないで差別の性にするのは沖縄人のひがみ根性である。
後にアメリカ人の監視人が乗ることになったと述べているように、アメリカ人も子供たちが運転手にいたずらするのは悪いことであり、いたずらをなくす対策をとっている。差別意識はアメリカになかった証拠である。


アメリカは多民族国家である。白人でもイギリス系、ヨーロッパ系など色々な民族が混ざっている。黒人、スペイン系、日系とアメリカは世界中の民族のるつぼなのだ。アメリカは白人と黒人だけがいると思ったら大間違いである。私はアメリカ新聞を4年間配達したがその時に多くの人種にあったし、彼らに沖縄人として差別されたことはない。アメリカ人より人種差別意識が強いのはむしろ沖縄人である。沖縄の方言ではフィリピン人はフィリピナー、台湾人はタイワナー、朝鮮人をチョウシナーと呼び、呼び方に差別はないが、子供の頃に大人たちが彼らを差別する話をしているのを何度も聞いた。


まだ古い因習が底辺にある沖縄には差別意識があり、この差別意識が逆にアメリカに差別されているという意識が生まれるのだ。

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