のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は東京都世田谷区の「玉川大師 玉眞院」です。
二子玉川駅を下車し、繁華街を抜けて瀬田方面へ。
徒歩で遠すぎず、かと言って近過ぎずという道のりにて到着したのは、「玉川大師 玉眞院」です。
ぱっと見た感じでは、そこそこ規模な普通のお寺。
一見何の変哲もない感じのお寺なんですが、ちらほらと人の姿がありました。
付近の看板には、「地下佛殿」の文字。
そう、こちらは魅惑の地下迷宮が最大の魅力という、まさにテーマパークちっくなお寺なのでした。
はっきり言って、ここは凄い!
都内、関東付近にお住まいの方は無論のこと、全国の皆さまにもぜひ一度は訪れてほしいスポットです。
はっきり言って、下手な大寺院よりも絶対にコチラ。
超オススメなお寺です。
さて、このブログではお寺の歴史・あらましについて書くんですが、特にパンフにもなかっ
たのでそこは省略。
こじんまりとしたお寺内には「大日如来」、「不動明王」などの仏像ほか、なぜか象頭六臂のガネーシャ象(大自在天)がちらほら三体くらいありました。
そして、その入口左手には何やら怪しげな階段が。
そう、こちらこそが境内の地下にかなりの規模で存在する、奥の院・地下霊場「地下遍照金剛殿」なのでした。
昭和九年に完成したという、鉄筋コンクリート造り。
その参道は約百メートル、石仏の総数は三百体もあるのです。
こちらは巨大な「秘仏・大日如来」さまの胎内を表しているとのことでした。
百円を収め、記帳してからスリッパを履いてさっそく階段へ。
いきなり真っ暗です。
”一切の明りを禁ず”
ということで、何も見えません。
そんな訳で、基本的な迷宮脱出の方法。
「右の壁に手を添えて進む」を実践することとなりました。
道は一人で進むのが精一杯というほどの狭さ。
コンクリ造りなので壁・床どちらもつるつるとしており、すり足でじわじわと進みます。
なにせ、やや上下しているんですねー。
そうした、不確かな状態であるため、ふと明かりが見えた際の自由さ、心地よさたるや最高。
なるほど、これが目的なんでしょうね。
当初はのそれは短めで、最初の明かりから次にある真っ暗ゾーンはそこそこ長めでした。
本尊「弘法大師」像ほか、都内最大というサイズの涅槃石仏(釈迦です。そのほかに大師の涅槃像もありました)
その左右には柱に巻きついた「龍神」があり、浄瑠璃寺モデルな「吉祥天」ほか、壁画・石仏などがずらりと並んでいます。
四国(八十八箇所)、西国(三十三箇所)の大師、観音という石仏が並び、四国遍路と西国巡礼さながらお詣りできるようになっているのです。
パンフレットによると、
「至心に順拝修業すれば、身心ともに清浄となり、そのまま無辺の大慈悲に浴し、生きる力と幸福が授かる」
…とかなんとか。
まぁ、これで参拝したひでるさんにも色々と良いことがあるのでしょうね。たぶん。
玉川大師 玉眞院 東京都世田谷区瀬田4-13-3
※駐車場もありましたが小さめ。
二子玉川駅からは徒歩15分程度で到着です。
[関連記事] 【名僧・怪僧・奇僧…僧特集】
⇒ 僧侶と官位・階級 (ひでる仏教講座)
⇒ イケてる仏師「運慶」(※金沢文庫で48年ぶり真作)
⇒ 密教と言えばこの人「弘法大師」 (1 ・ 2 ・ 3)
⇒ 修験道の開祖 「役小角」 (1 ・ 2 ・ 3)
⇒ 盲目の名僧 「鑑真和上」 (1 ・ 2 ・ 3)
⇒ 踊り念仏「空也上人」(京都・六波羅蜜寺)
⇒ ゲゲゲの「小野篁」 (前編 ・ 後編)
⇒ 中世の名僧 「夢窓国師」 (前編 ・ 後編)
⇒ お寺バンザイ! (たまに行くならこんな寺・京都編)
⇒ お寺バンザイ! (たまに行くならこんな寺・京都外地域編)
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※タモリ倶楽部などでもやってましたが、地下はいいですね!
お寺のダンジョンもいいですよー。
本日は東京都世田谷区の「玉川大師 玉眞院」です。
二子玉川駅を下車し、繁華街を抜けて瀬田方面へ。
徒歩で遠すぎず、かと言って近過ぎずという道のりにて到着したのは、「玉川大師 玉眞院」です。
ぱっと見た感じでは、そこそこ規模な普通のお寺。
一見何の変哲もない感じのお寺なんですが、ちらほらと人の姿がありました。
付近の看板には、「地下佛殿」の文字。
そう、こちらは魅惑の地下迷宮が最大の魅力という、まさにテーマパークちっくなお寺なのでした。
はっきり言って、ここは凄い!
都内、関東付近にお住まいの方は無論のこと、全国の皆さまにもぜひ一度は訪れてほしいスポットです。
はっきり言って、下手な大寺院よりも絶対にコチラ。
超オススメなお寺です。
さて、このブログではお寺の歴史・あらましについて書くんですが、特にパンフにもなかっ
たのでそこは省略。
こじんまりとしたお寺内には「大日如来」、「不動明王」などの仏像ほか、なぜか象頭六臂のガネーシャ象(大自在天)がちらほら三体くらいありました。
そして、その入口左手には何やら怪しげな階段が。
そう、こちらこそが境内の地下にかなりの規模で存在する、奥の院・地下霊場「地下遍照金剛殿」なのでした。
昭和九年に完成したという、鉄筋コンクリート造り。
その参道は約百メートル、石仏の総数は三百体もあるのです。
こちらは巨大な「秘仏・大日如来」さまの胎内を表しているとのことでした。
百円を収め、記帳してからスリッパを履いてさっそく階段へ。
いきなり真っ暗です。
”一切の明りを禁ず”
ということで、何も見えません。
そんな訳で、基本的な迷宮脱出の方法。
「右の壁に手を添えて進む」を実践することとなりました。
道は一人で進むのが精一杯というほどの狭さ。
コンクリ造りなので壁・床どちらもつるつるとしており、すり足でじわじわと進みます。
なにせ、やや上下しているんですねー。
そうした、不確かな状態であるため、ふと明かりが見えた際の自由さ、心地よさたるや最高。
なるほど、これが目的なんでしょうね。
当初はのそれは短めで、最初の明かりから次にある真っ暗ゾーンはそこそこ長めでした。
本尊「弘法大師」像ほか、都内最大というサイズの涅槃石仏(釈迦です。そのほかに大師の涅槃像もありました)
その左右には柱に巻きついた「龍神」があり、浄瑠璃寺モデルな「吉祥天」ほか、壁画・石仏などがずらりと並んでいます。
四国(八十八箇所)、西国(三十三箇所)の大師、観音という石仏が並び、四国遍路と西国巡礼さながらお詣りできるようになっているのです。
パンフレットによると、
「至心に順拝修業すれば、身心ともに清浄となり、そのまま無辺の大慈悲に浴し、生きる力と幸福が授かる」
…とかなんとか。
まぁ、これで参拝したひでるさんにも色々と良いことがあるのでしょうね。たぶん。
玉川大師 玉眞院 東京都世田谷区瀬田4-13-3
※駐車場もありましたが小さめ。
二子玉川駅からは徒歩15分程度で到着です。
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お寺のダンジョンもいいですよー。