のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は京都市左京区の「金戒光明寺」です。
最近はどのお寺が紹介していて、どこがしていないのか、よくわかんなくなってきました(笑)
こちら「金戒光明寺」はまだやっていなかった…と思いますが。やってないよね?
なんだか格好いい名前ですね、「金戒光明寺(きんかいこうみょうじ)」って。
(※おもろいので残しましたが↑その読みは間違い。本当は「こんかい・こうみょうじ」が正解なの。てへ☆ ⇒ご指摘頂きました京都暗記帖さま、毎度助かります!さすが!!)
漢字六文字がしっくりくるのでしょうか。
こちらはあの「知恩院」と並ぶ格式で、浄土宗の大本山なのでした。
大本山シリーズです(そんなんない)
大本山って聞くと大層凄いイメージがあるかもしれませんが、実は総本山のが寺格は上で、大本山のが下。
所属している末寺を統轄するお寺なんだそうな。
ちなみに、浄土宗の総本山は「知恩院」です。
こちらは浄土真宗七高僧の一人、「円光大師」こと「法然上人」がはじめて草庵を営んだ地に建てられたというお寺です。
十五歳で比叡山へ登った「法然上人」
承安五年(1175)
四十三歳で修行を終え、教えを広めるために下山した「法然上人」はこの地にて念仏をしました。
…すると、紫雲全山にみなぎり、光明があたりを照らした…ことから、このお寺が生まれたんだとかなんとか。
あはははははは、まぁ冗談は置いといて。
実際には「法然上人」の草庵程度だったところが次第にお寺っぽくなっていった、ということだと思います。
本尊はパンフレット表紙を飾るふくよかな阿弥陀様。
こちらは浄土真宗七高僧の一人、恵心僧都(源信)の最終の作であります。
そうすると平安時代末期頃の作なのかな。
お腹に彫刻の器具が納めてあることから、「ノミおさめの如来」とも呼ばれているのです。
そんな阿弥陀様がおられる阿弥陀堂は慶長十年(1605)「豊臣秀頼」によって再建されたもので、こちらが現存する建物で最も古いものとなっております。
開祖「法然上人」がおられる御影堂には七十五歳での坐像が安置されています。
ここは火災に遭い、現在のものは昭和の再建なんだって。
なお、こちらは明治維新の際には京都守護職の会津藩と新撰組の屯所が置かれていました。
そんな訳で「新撰組発祥の地」とか名乗っていました。
読みづらいと評判の「松平容保(まつだいら・かたもり)」さまはここで近藤・芹沢らに拝謁したのかもしれませんね。
注目すべきはパンフレット。
見開きがイメージ映像みたいで、大変格好いいものに仕上がっております。
これからパンフ作成を考えているお寺の方は参考にしてみるのが良いでしょう。
池の水 人の心に 似たりけり
濁り澄むこと 定めなければ
智者のふるまいをせずして
ただ一向に念佛すべし
(※パンフレットより)
そんな文字と共に夕暮れに浮かぶ「金戒光明寺」と阿弥陀様の写真があり、中には春夏秋冬な写真と各所の説明。
裏の地図やアクセスも詳細で、イイ雰囲気でした。
[関連記事]
⇒ 知恩院 (京都)
⇒ 阿弥陀如来 鎌倉大仏 (胎内参拝)
五劫思惟阿弥陀如来 みかえり阿弥陀如来 うなずき阿弥陀
[住所]
金戒光明寺 京都市左京区黒谷町121
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※いまだファンの多い「松平容保」さまと「新撰組」です。
光栄のシミュレーション「維新の嵐」ではどちらもプレイヤーキャラでしたねぇ…。
本日は京都市左京区の「金戒光明寺」です。
最近はどのお寺が紹介していて、どこがしていないのか、よくわかんなくなってきました(笑)
こちら「金戒光明寺」はまだやっていなかった…と思いますが。やってないよね?
なんだか格好いい名前ですね、「金戒光明寺(
(※おもろいので残しましたが↑その読みは間違い。本当は「こんかい・こうみょうじ」が正解なの。てへ☆ ⇒ご指摘頂きました京都暗記帖さま、毎度助かります!さすが!!)
漢字六文字がしっくりくるのでしょうか。
こちらはあの「知恩院」と並ぶ格式で、浄土宗の大本山なのでした。
大本山シリーズです(そんなんない)
大本山って聞くと大層凄いイメージがあるかもしれませんが、実は総本山のが寺格は上で、大本山のが下。
所属している末寺を統轄するお寺なんだそうな。
ちなみに、浄土宗の総本山は「知恩院」です。
こちらは浄土真宗七高僧の一人、「円光大師」こと「法然上人」がはじめて草庵を営んだ地に建てられたというお寺です。
十五歳で比叡山へ登った「法然上人」
承安五年(1175)
四十三歳で修行を終え、教えを広めるために下山した「法然上人」はこの地にて念仏をしました。
…すると、紫雲全山にみなぎり、光明があたりを照らした…ことから、このお寺が生まれたんだとかなんとか。
あはははははは、まぁ冗談は置いといて。
実際には「法然上人」の草庵程度だったところが次第にお寺っぽくなっていった、ということだと思います。
本尊はパンフレット表紙を飾るふくよかな阿弥陀様。
こちらは浄土真宗七高僧の一人、恵心僧都(源信)の最終の作であります。
そうすると平安時代末期頃の作なのかな。
お腹に彫刻の器具が納めてあることから、「ノミおさめの如来」とも呼ばれているのです。
そんな阿弥陀様がおられる阿弥陀堂は慶長十年(1605)「豊臣秀頼」によって再建されたもので、こちらが現存する建物で最も古いものとなっております。
開祖「法然上人」がおられる御影堂には七十五歳での坐像が安置されています。
ここは火災に遭い、現在のものは昭和の再建なんだって。
なお、こちらは明治維新の際には京都守護職の会津藩と新撰組の屯所が置かれていました。
そんな訳で「新撰組発祥の地」とか名乗っていました。
読みづらいと評判の「松平容保(まつだいら・かたもり)」さまはここで近藤・芹沢らに拝謁したのかもしれませんね。
注目すべきはパンフレット。
見開きがイメージ映像みたいで、大変格好いいものに仕上がっております。
これからパンフ作成を考えているお寺の方は参考にしてみるのが良いでしょう。
池の水 人の心に 似たりけり
濁り澄むこと 定めなければ
智者のふるまいをせずして
ただ一向に念佛すべし
(※パンフレットより)
そんな文字と共に夕暮れに浮かぶ「金戒光明寺」と阿弥陀様の写真があり、中には春夏秋冬な写真と各所の説明。
裏の地図やアクセスも詳細で、イイ雰囲気でした。
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⇒ 知恩院 (京都)
⇒ 阿弥陀如来 鎌倉大仏 (胎内参拝)
五劫思惟阿弥陀如来 みかえり阿弥陀如来 うなずき阿弥陀
[住所]
金戒光明寺 京都市左京区黒谷町121
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敗者から見た明治維新~松平容保と新撰組 早乙女 貢 (2003/11/27) NHK出版 この商品の詳細を見る |
※いまだファンの多い「松平容保」さまと「新撰組」です。
光栄のシミュレーション「維新の嵐」ではどちらもプレイヤーキャラでしたねぇ…。